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ヴォイス  作者: コメちん
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序章 転生者

始めての投稿で至らぬ所があると思いますがよろしくお願いします。

目覚めたら訳の分からない所にいた


確か学校に行くのが嫌になりいつもと反対側の電車に乗ったはずだ


周りを見渡しても今座っている椅子しかない


訳が分からない


???「おはよう選ばれし者よ」

???「私は神だ。」

神「突然で済まないが余り時間はない。」

神「君にこの武器を授ける。この世界を救ってくれ」


頭が追いつかないうちにまた場所が変わった


とにかく情報を集めよう。幸い近くに人がいる。・・・それと化け物もいる。


突然剣が光を放った。気づくと化け物が消滅している


村人「助けていただきありがとうございます!あの化け物を一瞬で消滅させるとは・・・貴方はもしや伝説の勇者様ですね!良かったら我が村に来てください!」


流されるまま村まで移動することになった。そこで聞いた情報を整理してみる


ここはいわゆる異世界であり、5つの大陸の一つシージ大陸らしい。サカ村という辺境の地であり、魔物に怯えて暮らす生活をしていたようだ。

ちなみに俺の名前は山口蓮太郎、俺がこの世界に呼ばれた理由は勇者として魔王を倒すためだとか。すごく良くある設定だ。有難いことに死と隣り合わせの生活で、強力な武器を持っているのだ異世界ライフを楽しませて貰おう。

魔王はとてつもなく強いようなので先ずは協力者を見つける必要がある。幸いこの世界には4人の賢者と呼ばれる人間がいるらしい。強さも魔王の幹部に引けを取らないとの話だ。

つまり俺のやる事は魔王の住む土地であるゼイグモ大陸以外のタブス、シージ、ターミン、ミラ大陸に住む4人の賢者を探して協力を得ることだ。

やる事が明確で助かるものだ。


〜2年後〜

4つの大陸を回るのに2年が経過した。本当にいろいろあったがこの武器は最強だ。魔王の幹部を倒せずとも引かせる事が出来るほどだ。後はこのタブス大陸にいる最後の賢者に協力を仰ぎ、全員で攻めるだけなのだ。

もうすぐ異世界ライフが終わるかもしれないと考えると少し寂しくある。

今更元の世界には興味がない、神に頼んでこの世界に住ませて貰おう。

そんな事を考えていると目の前に人型の魔物がいる。

ほとんど人ではあるが翼と角が生えているから間違いないだろう。

というか近くに鎧をつけた人もいる。

どうやら戦っているようだ。押されている、マズイ急がないとやられてしまう!


???「“吹き飛べ“!」

兵士「ぐぁっ」

大きな音と共に吹き飛んだ兵士は木に叩きつけられる。

蓮太郎「くそ!間に合わなかった!」

蓮太郎は剣を抜き構える。

蓮太郎「理由は分からないが人を攻撃したんだ。敵とみなしてお前を倒す!」

???「おいおいまたかよ。」

???「そっちがその気なら手加減はしねぇぞ!血の気が多い奴はこれ以上進ませる訳にはいかないからなぁ!」

蓮太郎「見た目通り言葉を話せるのか。名前だけは聞いておいてやろう」

???「はっ!いいぜ、俺の名前はシン。テメェは名乗らなくていいぜ。倒す相手の名前なんぞいちいち覚えてられねぇからな!」

蓮太郎「腕がたつようだが舐めていると痛い目みるぞ!くらえ!鎌伊太刀!」

そう言うと同時に大きく剣を振る。剣から巨大な風の鎌が出現しシンに飛んでいく。

シン「“盾“だ!」

言葉と同時に手に持っている棒から魔力で作り上げられた盾が出現した。

蓮太郎の放った鎌伊太刀が魔力の盾に触れると消滅した。

蓮太郎「防がれた⁉︎これは様子見している場合じゃないか。雷装!」

蓮太郎の剣に雷が纒われる。

シン「そんなこともできるのか。その剣いいな」

シンは不敵な笑みを浮かべると再び言葉を発する。

シン「“剣だ“、“あれと同じ雷に耐性のある強い剣“」

そう言うと今度は持っている棒から魔力の剣が出現する。

蓮太郎「くらえ!雷神鎌伊太刀!」

今度は雷を纏った風の鎌が飛んでいく。

シンは出現させた剣で鎌伊太刀を弾く。

蓮太郎「弾いても無駄だ!雷の力は触れた時点でダメージを!何っ⁉︎」

シンは鎌伊太刀を弾いたあと真っ直ぐに突っ込んで来ていた。

蓮太郎「くそっ!なんなんだお前は!」

キィンという音をたて剣と剣がぶつかり合う。

シン「ただの魔物だよ!“貫け“!“ぶっ壊れろ“!」

そう言葉を発すると互いの剣が折れてしまう。

蓮太郎「バカな!」

シンは持っている棒捨て殴りかかる。

間一髪のところで蓮太郎は半分に折れた剣で攻撃を防ぐ。

シン「今度はお前の番だ!“吹き飛べ“!」

言葉と同時に強力な衝撃波が発生し蓮太郎が吹き飛ばされる。

蓮太郎「ぐわぁぁぁ」

上方へ吹き飛ばされたため、木にはぶつからずに遠方に飛んで行ってしまう。

シン「まったく、魔物狩りでも流行っているのか?シーラン一族は人間と友好な関係を保っているはずたんだがなぁ」

そんな事を言いながら蓮太郎の剣の破片を手に持つ

シン「なかなか珍しい鉱石みたいだし高く売れないもんかねぇ」

そんな事を言いながら歩き始める。


この物語は魔物の青年が拾った鉱石をきっかけに人と出会い、世界を知っていく物語である。

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