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我々話  作者: にしじま
13/35

魔の道路

 最寄りのコンビニが、突然お休み。

 それを聞いた翌日、仕事帰りに見に行った姉。

 パイロンが置いてあるため、駐車場にも入れない。

 店のガラス部分に張り紙があるようだが、小さすぎて、字が書いてあるかどうかすらわからない。

 道路に車を止めて見に行くと、改装中と判明。

 さて、戻りましょうときびすを返した姉が見たものは


 車、動いとるー

 無人なのに、めっちゃ進んどるー


 ゆるゆると前進する自分の車。

 対向車はいないが、すぐ横は田んぼ。

 ちょっとでも左にハンドルが向いていたらドボンコース。

 走って追いつき、乗り込んでハンドルを握ったそうな。

 パーキングに入れず、サイドブレーキのみ引いていたらしい。

 「いやー、仕事終わりに、車と追いかけっこするとは思わなかったよ。」

 テレビの衝撃映像みたいなことを身内がやらかすとは……


 翌日

 「田んぼの中で、車がひっくり返ってた。」

 買い物から帰ってきた姉のからの報告。

 現場は奇しくも、自動走行機能もついていない姉のド中古軽自動車が勝手に走った道の対向車線側。

 トラックのような大きめな車が2台止まっており、邪魔だなーと思いつつよく見ると、田んぼに車が。

 しかも、タイヤを上にした状態で落ちていたという。

 もしかして、何かあるのか、その道。

 

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