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我々話  作者: にしじま
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ドーン

 我が家では、夕食は姉が作る。

 調理中に、ノドが痛いとのど飴を舐め、

 「……しまった、味見ができん。」

などということは、1度や2度ではない。

 それでも、とんでもない味の料理にはならないのは、一体どういうスキルなのか。

 姉は時々、メールで夕食のメニューを知らせてくる。

 『今日の夕食は親子丼』

 本日は、ドンという擬音付きのイラストと共にメールが届いた。

 夕食調理中の姉。

 凝固していくタマゴを見ながら、しみじみと言う。

 「なんで、昼に卵かけご飯食べたんだろう……」


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