2話 暗黒の闇現る
俺の名は暗黒の闇だ。
実は俺はダークアイズという組織の幹部なのである。
俺は組織から隣の家に住むシャイニングアイズの幹部 天川 実鈴
通称 ”光龍の使い手”の暗殺を命じられている。
俺は今家の前でタイミングを見計らっている。
「うちの前で何やってるの佐藤君?」なにっ?家にいたのではないのか。
いつの間に背後に!!
「佐藤ではない暗黒の闇だなぜここにいる光龍の使い手よ?」冷静に、あっせていることを悟られるな。
「何言ってるの佐藤君は佐藤 春樹くんでしょ。いやぁー塾でおそくなってしまって」
「それにうちの蛇のニョロちゃんは光龍じゃないよ」
そうか、こいつシャイニングアイズの会合だったのか。ふん、この暗黒の闇を欺こうとしても無駄だ。しかし、向こうの情報を得られたら有利になる。
この俺の匠な話術で聞き出してやろう。
「ど、どんなことをした?言えば命だけは助けてやらなくもないぞ?」
「えっとね日本史の桶狭間の戦いだよ。」
お、桶狭間だとぉー。
ダークアイズに全面攻撃を仕掛けるつもりなのか!!そして、桶狭間のように
空腹にしたところを一気に攻めるつもりなのか。
それが本当ならこいつを生かして置くわけにはいかない。
「深淵の世界に堕ちるがいい。くらえ ダークネスブラック!!」
「じゃあね、また明日。」
くそ、逃げられてしまったか。
ちっ。まぁいいか。はやく組織にこの情報を伝えなければ。
「春樹―テレビであんたの好きなアイドルの春にゃんが出てるわよー」
「はーいママ」 弐話 終