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灰になるまで君を待つ 共通①


――目が覚めた私は、なにもないところにいた。


「ごーめん」


私は大体の記憶をなくしていて名前も覚えていない。

生きていたときのことはわからないが死んだのだから死因はある。私はどういうわけか炎に燃やされて死んだのだということは理解している。


「これはうっかり仕分けのときにやってしまったミスなんだ。わざとじゃないし君は何も悪いことをしていないし死なせるつもりはなかった」

「はあ」


人間はミスをする生き物でその人間を作ったのは神だし、ミスもするだろうがやっちゃいけない方だろう。


「あの、生前の記憶が輪廻転生の前に消えてるんですけど……」


フィクションでは生まれ変わってから記憶が消えてるし普通の認識だからちょっと残念。


「それはおかしいね。ミス殺だったからそのせいかもしれない」

「私はどうしたら?」


――自分の正体がなんなのかわからないのは嫌。


「書類によると君の名前はラメツールハイカ。アラビンエリアの天使だったらしい」


―――私は天使だった!?

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