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6話

本話は主人公、凜香視点です。

短いですが、よろしくお願いします。

--凜香視点--

入園式からしばらくたち、幼稚園での暮らしにもなれてきた。

幼稚園は年少組、年中組、年長組の3クラスで、各クラス15名ほどだ。

何を勉強するのかと思えば、基本的に皆と遊ぶことのようだ。

たまに、文字の勉強や絵、ダンス、歌の勉強がある。

歌と言えば驚いたことに、保母さんがピアノと言う楽器を演奏できたことだ。

楽器演奏などは貴族か貴族に雇われた楽士しかできなかったのに、保母さんは演奏できるのだ。

絵の勉強でも一人一人がクレヨンと言う画材を持参し、羊皮紙とは違う真っ白な紙に好き勝手描いていく。

失敗しても保母さんに頼めば新しい真っ白な紙がもらえる。


この世界はだいぶ裕福なようだ。

私の家は恐らく庶民、良くても下級貴族だろう。

そんな家の子どもにさえ娯楽を与えるだけの余裕がここにはあるみたいだ。



もしかしたら、ここが天国なのだろうか?

文化水準の高さって言うのは底辺娯楽の高さで評価する仕方もあるそうですね

庶民の生活にどれだけ娯楽をとりこんでいるか、どれだけ娯楽を得られる余裕があるか。

ただ単に生きるためだけでは必要のない芸術ですから、芸術がどれほど発達しているかでその文化が持つ底力を測るそうです。

そう考えて周りを見てみると、日本は娯楽ばかりですね。

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