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【プロットタイプ】つまらない大人

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

瑠衣って無表情でクールだけど、何時も何かと戦ってそうな。そうして本人なりに考えて居そうな。

だから偶にキャラブレじみた事をする。


長距離と短距離、両方を極めるのが難しい様に、ファンタジーとリアルの両方を極めるのは非常に難しい。取り分け何方かに傾いて書き続けると、何方かの目を失う。そして今、私は夢を見る目がなくなった。


最近の自分の小説を読み返す。見ているは傾向だった。最近は専ら純文学を書き連ね、ファンタジーを書くことは殆どない。書こうと思えば書けなくはないのだろうが、如何せん、其れを拒む。手が、脳が。もっと他に見るべきものがあるだろうと、眼前の景色に目が向かう。

故に空想に思いを馳せるよりも、身近なものを強く、深く観察する様になっていた。

其れが別に悪いという事では決してないけれど、固定される、傾くという恐怖が相応に存在した。

もう、夢を見るのが叶わないのだろうか。幻想を手掛ける事は出来ないのだろうか。

そこまで考えて、ふと思った事がある。オチの付け方が分からないのだ。下手に夢見る様な話を書いて。場面描写を行って、そこでどうなると言うのだろう。結末の締め方が何一つ分からない。だから書こうと思っても書けない。

ふむ。参ったものだねぇ。

ふと、前を見る。やはり脳内で行われるのは華かで豊かな空想ではなく、目の前の景色の情報処理だった。

整理整頓の行き届いた部屋。薄い茶色で統一された、温かみのある家具が、ただ指定の場所に鎮座している。何時もと同じ光景。発想を得られない光景。

そうしていると、極めてつまらない言葉が吐き出される。

「つまらない大人になっちまって。最近は夢見ることも無くなった。書くことと言ったら生々しい話か、現実に準拠した話。つまらないものだねぇ」

別に誰に語り掛けるまでもない独り言のつもりだった。だから我が家のお地蔵様は何時もの様に口を開く事無く聞き流す物だと思っていた。

しかし今日は珍しく返答があった。

「人間、知恵を得れば得るほどに、ブレが少なくなっていく。其れはある意味当然で、間違った道に進まない為の一種の本能だ」

そうして何時もの気だるい口調でこう言った。

「見たかったら強制的に見れば良い。無理やり脳内に流し込めば良い。断片的であっても、いずれ一つの話になる」

相変わらず、反骨精神に塗れた言葉を吐いて、また生き様に戻る。これは恐らく、瑠衣なりの優しさなのだろう。

今日は早めかな。

何時もこれぐらいなら、困らないのに。


純文学ばっか書いてますけど、其れはただ単に『ファンタジーを書けなくなった』というだけ。

発想力の無さもそう。オチの付け方分からないのもそう。千文字以内で納める為なのもそう。時間が無いのもそう。


だったら日常に転がってるものを漁った方が早い。

という結果です。


よく漫画とか見て『こんなの有り得ない』というのは、『現実の苦しみを知っているから』『上手くいかなかった経験をしているから』とかなり前にお話した気がします。私も何時話したか忘れました。


でもその根底にあるのって人間の学習能力。

失敗を減らす為の思考回路を得た産物だとも思ってます。


魔法でバンバン解決出来たらそうしてる。

でもそれじゃ上手くいかないから、別の手段を考えよう。

その産物故に、こうなったと思います。


今日もタイムアタック頑張らないと。

また余裕があれば物を書きましょう。

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