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~13~(side殿下)

「魔術師は魔物を狭間へ押し戻せ!騎士は魔術師を援護しつつ討伐」


私も魔法を網目状に広範囲に展開し、魔物を絡めとりつつ押し戻す。


いけるかと思った瞬間、狭間から瘴気が津波のように溢れ出てきた。


防御壁を展開するが、防ぎきれなかった瘴気の波が魔術師や騎士を巻き込み、森の木々をなぎ倒す。


クソがっっ


どうする!?


絶え間なく魔法を展開しながら状況を把握しようと辺りを見回した時、


瘴気の波に巻き込まれ壊れかけた小屋から膨大な魔力の波が溢れ出した。


突然現れた光の波が瘴気の波だけでなく魔物をも飲み込み清めるがごとく消え去っていく。


光の波が揺らぎへ到達し狭間へとぶつかった瞬間、双方嘘みたいに消失した。


呆然としながらも、光の発生した場所へ視線を戻す。


光の波の残照を映して佇む、煌めく新緑の瞳と銀の髪。


「…アリアーナ」








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