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脱獄王の計略  作者: 青空
3/6

二人目:九ノ葉 佳香(くのは けいか)

「あんた。さっきからいやらしい目でこっち見てんじゃないよ。このスケベ」


「す、すみません」


「あたしの身体は安くないんだ。勝手にヌいたら承知しないからね」


「あ、はい。気をつけます」


「ちょっと! 言ってるそばからおっ勃ってんじゃないか。先走んじゃないよ生臭い。これだから男ってやつは」


「これはその…つい……」


「まああたしの(こいつ)は男には凶器だからね。新入りには刺激が強いか」


「ほ、本当にお美しいですよね!」


「そりゃあそうさ。身体は女の武器。磨いて使わなきゃ損だろう?」


「はぁ。九ノ葉さんはなぜこんなところに?」


「はっ! ナッツクラッカーっつったら有名だろう? いや、シガーカッターのほうが分かりやすいかい? あたしと寝たけりゃ命かけな」


「ひっ!?」


「アハハ! ウソウソ。そんなちゃちな小枝なんざ落としやしないから安心しな。あたしがシャブんのはもっとぶっとい丸太だけさ。勢いよく噴きだす雨が絶景ったらないからね」


「…………」


「ところでお前さん。女は好きかい?」


「はぁまあ……」


「いちおう唾つけとこうかね。どうしても抱きたいときは声かけな。ここから出してくれるってんなら、気持ち良くイカせてやるからね」


「お、覚えておきます」

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