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異世界に転生しましたが取り得が何も無かったので、とりあえずあがくことにしました。  作者: こがゆー
第0章~プロローグというにはあまりにもお粗末なプロローグ~
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プロローグ


正直、異世界転生なんて話は、眉唾物だと思っていた。


所詮、現実を見ようともしない奴らの行き着く果てでしかないのだと。


当然、現実を必死に生きていた私にとっては何の関わりも無い話だと。




しかし、社会の荒波に揉まれ、上司に顎でこき使われ、打破できない現状に直面した時、私はその認識が誤りであったことを痛感したのだ。



「ああ、異世界転生は、いわば極楽浄土のようなもの。救いだったのか」




諦めずに私に勧めてくれた友人には感謝しかない。



ただ、惜しむらくは。



「ああ、あと一話で最終話だったのに」



現状一番の楽しみを前に己の心身が限界を迎えたことだろうか。



「もっと堪能しておけばよかった。」












その日、その世界の片隅で、一人の男が過労死により死亡した。





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