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【孤独の王と赤の魔人】  作者: 高井繭来
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【序章】

曼殊沙華と呼ばれる幼い魔人が如何にして生まれたか。

【最狂と言われた少女は平穏に暮らしたい】のスピンオフ的な何かです。

前半は曼殊沙華が目覚めていないので少々言葉が子供っぽいです。

【プロローグ】

 太平洋に東京ほどの大きさのある場所に埋立地が作られた。

ちょっとした孤島のような埋立地で海をまたぎ独立した都市のようになっている土地だ。

何処かの大金持ちのお爺さんとやらが自分の資産だけで作ったらしいと学校でもその話で持ちきりだった。

話しが広がったのはその人口の離島に巨大テーマパークが出来たからだ。

テレビのCMを見てそこに行きたいと思った。

それはクラスメイトたちも同じだったらしい。

軽快な音楽にと共にテレビ画面に映し出されるテーマパーク。

特に突出したものがある訳では無いが何故かそのCMは子供だけでなく大人の心まで揺さぶった。

今思うとそのテーマパークに行きたいと思う気持ちはおかしいほどに心に根付いていた。

CMは最早中毒性を帯びていたと言っても良いだろう。

街中でそのCMが大画面で映し出されると皆がイメージソングを口ずさんでいた。

その時の私は本当に何も知らない子供で、サブリミナル効果なんて知識は欠片も持ち合わせていなかった。

世界は平和であらゆるところに人を犠牲にしてでも叶えたい願いがあるなど知らなかった。

目に見える物だけが真実で、科学で立証できないものなんて信じていなかった。

もしこの時何かがおかしいと気付けていたなら私の運命は大きく変わっていたんだろうか?

まだ主人公が狂う前のプロローグ的な何かです。

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