無知で愚かな私は全話訂正という苦難の道を逝く
知っていて当たり前を知らなかった愚か者のお話です、どうか笑ってやって下さい。
今の私は必死になって過去に遡って読み返している最中です、すべて自業自得なのですが手直し作業にかなりの時間を費やしてます。
今回はこれからweb小説を書きたいと思っており、人生において文章を全く書いて来なかった人に向けて、今回の私のやらかしを語るので笑いながら読んでもらえたらと思います。
私は屋津摩崎というペンネームで「小説家になろうで」に投稿し始めてかなりの時間が経ったと思います。きっかけはコロナが流行した際に仕事が激減し、時間を持て余していたのが始まりです。
最初は時間を潰すように小説を読み漁っており、気がつけば私にとって未知の領域であった「小説家になろう」などに投稿されているweb小説も読み漁るようになりました。
そして私は何を思ったか、「誰でも書いて良いのなら、自分も何か書いてもいいのか」という風に考えるようになってしまいました。
恥ずかしながら私の国語の成績は常に中の下くらい、読書感想文や作文等で褒められた事は無い、そんな私が書いても許されるのが「小説家になろう」だと思います。匿名だし、周囲にバレる事はないからいいかと思いつつ書き始めました。
(*ちなみに屋津摩崎というペンネームに何も意味はなく、思いつきで適当に決めました。ただし、適当な割には気に入ってます)
言い訳になりますが、私は本当に文章とは縁のない人間でした。ツイッター(現 x )で創作界隈の皆さんが語っているようなレベルの高い話についていけません、前にも話しましたが陰の者なので宣伝活動なんて考えた事がなかった素人です。
皆さんが常々重要だと仰っている「プロット」なんて言葉は全く知りもしませんでした。
他にも知らなかった事を上げるとキリがありません。これから書く内容は、今まで文章に触れて来なかった人からしたらきっと役に立ってくれると思います。
(*ちなみは私は初投稿からすでに何年か経っているので、もう初心者ではないです。あまりに素人すぎて何も知らずに投稿し続けてただけです)
「地の文」って何? 少ない方が良い? 物語の説明文なら絶対に必要なのでは?
会話文を多めにした方が良いと言われても会話だけでどうやって心情を表すのだろう? わざわざ心情を登場人物に語らせるのは不自然では? そんな風に悩んでました。
登場人物が多い? これは本当に申し訳ないと思ってます。
だけど人物が少ないと話が薄味になりませんか? それを踏まえて内容に厚みを持たせるなんて私にはハードルが高すぎです。
文の詰め過ぎに注意? 適度にスペースを空けた方がいいの? その方が読みやすいらしい。
これはweb小説ならではの特徴だと思います、私は文庫本のようなギッシリ敷き詰められた文字列の小説しか知りませんでした。
会話文「」内の文末に『、』や『。』は要らない。文章を書かれている人には常識のようですが、無知の私は全く存じあげなかったです。その理由は「」内で文が終わっているので省略するとの事。
最近は気をつけてますが、一時期これを訂正するために全て改稿した悲しい過去があります。
『?』や『!』の後は一文字開ける。最初は何でと思いました、国語の授業で教えてくれました? 現在絶賛修正中です。
確かに一文字開けた方が読みやすくなった気がします。
本を何万冊読んでないと良い話は書けない? 小説を書くのに何て高いハードルなんだと思いました。沢山読んでないとダメみたいで、そんなに読んでない私は見つからないようにコソコソ隠れて書いてます。
ちなみに私が普通に本を読むようになったのは大人になってからです、学生時代は部活やバイトに明け暮れていたのであまり本を読んだ記憶はないです。
(*このエッセイはあまり人目につくことはないと思うので大丈夫…だと思います)
改行するときに一文字下げる。これは国語の授業で習ったので知ってます!
国語の先生ありがとうございます、恥をかかなくて済みました。
3点リーダー? 初耳です。『…』の事でした、そして今回の私の悲劇はこの3点リーダーです。
私は何も知らずに『・・・』と書いており『…』の存在自体を知りませんでした。調べてみたら『・・・』でも良いという人もいれば『…』が常識だと言う人もいました。
正直言って直さなくて良いかなと思ったりしますが、ある人は『・・・』を使っている小説は読む気にならないと語気を強めている人もいました。
今回は無知なのを理由に放置するのも良くないかなと思い、これも読んでもらえる為の努力と信じて訂正をしていこうと決意しました。
だがこれが思ったより大変で現在書き進めている小説「母は生まれかわりて騎士になる」はすでに200話を超えてしまった、さらに過去作も考えると膨大な量となってしまきます。
今の私は絶望のまま己の無知さを呪い後悔しています。
(*今現在私の作品で改稿が頻繁に行われるのはこれが原因です、お騒がせして申し訳ありません)
それ以外にも言葉選びの不味さを指摘された事もあります、語彙力なども弱いので学生時代に真面目に国語の授業を受けていればと後悔ばかりです。
そう言えば学生で思い出したのですが、ツイッターを見ていると学生の方で書いている人が沢山いるんですね。皆さん書籍化を目指して頑張っているのも驚きでした、私が学生の時は部活ばかりだったので時代が変わったのだなぁとしみじみと感じてます。
(*実は周囲にもいたかもしれないけど、私が知らなかっただけかもしれませんが)
ただそんな私が今では趣味で小説を書いており、それを楽しんで読んでくれる人がいると言っても誰も信じないだろうなと思います…まあ、誰にも言うつもりはありませんが。
また話は変わりますが、ツイッターでその日に書いてその日に投稿する人が結構いるのですね。私はある程度書き溜めてからしか投稿出来ないので驚きです。
もし私がそれをやったらただでさえ多い誤字脱字報告が、阿鼻叫喚の大惨事になってしまいそうです。
(*何度も見直したつもりでも誤字脱字があるくらいですから)
すいません、話を戻して切に思うのは、きっと私のように全く文章に触れて来なくても小説を書いてみたい人はいると思います。そんな人達は何も知らずに手探りで書いており、実際に私もそうでした。
無知が努力不足だと叱りたい気持ちは、私も社会人なので良く分かります。経験則からこうしなければダメだと言いたい気持ちもあると思いますが、ここは自由に好き勝手書ける場所でもあるので優しく迎え入れるのも良いのでは? と思っていたりもします。
(*不快に思われたら申し訳ありません)
私は1人で黙々と好き勝手に書いています、これからも誰かにアドバイスを頂こうとは思いませんし、誰かに試し読みをしてもらおうなんて考えてません。ただ誰かに教えて貰えれば起こらなかったミスである事も承知しております。
好きに書いているなら直さなくても良いじゃんとツッコマれそうですが、無知なのを理由に開き直るのは人としてどうかなと思ってます。先程も言いましたが読んでもらうための努力、そして読みやすくするための努力ですので頑張ろうと思います。
まだまだ勉強不足というか、私の知らない常識があると思います、その際はまたご指摘ご鞭撻よろしくお願いします。
それでは、やると決めた以上少しずつ訂正作業はやって行こうと思います、そして並行して連載も頑張ります。現在連載している「母は生まれ変わりて騎士となる」のストックも少しはあるのでしばらく投稿を続けれると思います。
最後まで私の駄文にお付き合いしていただき、本当にありがとうございました。
ご意見等もあるかと思いますが、どうか温かな目で見守って下さると嬉しく思います。
全訂正となるとかなりの時間と根気が必要となりそうで、せめて今書いている小説だけでもやれたらと思ってます。
来週からは連載している小説も通常運転に戻ります、読んでいただきありがとうございました。