日本円をちょっと考えてみよう
20年も経済成長をほぼしていない日本円がまだドルやユーロに対して
110円や130円台で推移しているのはおかしくはないだろうか?
10年ぐらい前から経済学者がそのうち言ってくれるんじゃないかと
思っていたが全然言ってくれないので自分の考えを述べてみる。
知らないだけでどっかで言っている人はいるかもしれないが。
今の世界の国対国の貿易はそれぞれの国の通貨で払うこともあるだろうが
基本ドル建てで行われておりこれを元建てにしたい中国との利権争いをしている
と基本的には考えている。
第2次世界大戦のあたりまでは、それぞれの国の通貨を金で保証し輸出入を行っていた。
しかし今はドルで保証している。
つまり現状の通貨の補償背景にあるのはドルである。
ということはドル本位制ということではないのか?
20年も経済成長をほぼしていない日本の円は本来は安くなっていなければいけないのだが
アメリカ国債を大量に持っているため円の補償をドルでしているようなものであると考える。
なので円は安くならない。
ほかにもユーロ圏でユーロを使いたがったのはユーロ圏の中での輸出入をドルで決済したく
なかったためとも考えられる。
フランスとドイツに対してアメリカが諜報しているのはそんな理由もあるのだろう。
そんなドル本位制なので、国内の円はどんなに刷っても基本的に対ドルで安くなるだけで
例えばブラジルの鶏肉などは値上がりはしないだろう。
→ブラジルに対しての支払いはドルですればいいので
最悪アメリカ国債の譲渡で支払えばいいとも思うので対アメリカ対ユーロでしか
円の値下がりはないのではないか?
であれば、大企業を維持するための投資ではなく新規事業用の投資を円を刷って政府が行うことは
いいことではないのか?
もしくはベーシックインカムを行うことで仕事をする国民の整理を行い
中途半端に国民年金やNHKの支払いをなくすことで実質税を減らせるのではないか?
まあそんな風に考える。