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第二話 凶器を持って笑う美女とかホラーだろうがっ!?

紅白初出場、LiSAさん最高でした!


あけましておめでとうございます。

今年も?よろしくお願いします。



僕が通っている鳴沢高校までの通学路はまず住宅街があり、そこを抜けると勾配二〇パーセント、真っ直ぐに伸びた坂がある。坂の途中には電車のトンネルがあり、タイミングがあってしまうと隣数メートルしかない距離をレールの上を時速八〇キロメートルで通過する騒音が通り抜ける。


見上げるほどの坂を登りきるとやっと到着する。


ここまでの長さになる坂はもう暴力だ、と言っていいほどの道のりだろう。もう、誰がなんと言おうとこれはもう暴力だ。


もう一年もこの坂を登っているから慣れた。と言いたいが、たかが一年で慣れる訳がないと声を大にして言いたい。


大切なことだからもう一度言う。


なれr、、はぁ、はぁ、慣れるw、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・・・もういいや。


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽


校門前までたどり着いた雪は知覚過敏にも効きそうなほど冷たい朝の空気を大きく吸い込んでは吐き出す作業に没頭している。


「はぁはぁ、校門閉まってるな。ふぅー、まあ今日くらい許してくれるだろ。」


雪は閉まっている校門に手をかけ飛び越・・・えようとしたが、校門はそのまま左右へとスライドされ、雪は転んでしまった。


「痛ってー!・・・・・・開いていたのかよ、、。こういう事は誰か言っといてくれよ。誰かが校門を飛び越えようとするかもしれないだろ。」


「何をやってるのよ。馬鹿なのかしら?」


いわれのない悪態をついている雪の空色一色の視界に登場したのはいきなり告白を仕掛けてくるという蛮行を果たした染葉彩加だった。


それにしても、彼女、ほぼ初対面の相手に向かってタメ口でしかも『馬鹿』なのかしらとはどういうことなのだろうか?

人付き合いが苦手な人なのか?


「バカじゃない・・・です。それに、『染葉さん』も気づいていたのなら教えてくれても良かったんじゃないですか?」


「あら、敬語なんて使わなくていいのよ。それに名前だって『彩加』って呼んでくれて構わないわよ。私も『雪くん』って呼ぶから。」


何この女!?怖ぇよ!?


得体の知れない好意を向けられるって怖いものなのか!?

二次元だから許される『無条件で好き(無双)状態』は現実(リアル)では起こっちゃいけないものだったよ!


「そ、それより、中に入りませんか?外は寒いですし・・・」


「それもそうね。それじゃあ、教室に行きましょうか。『雪くん♡』」


「ははは.......」


前略地球の神様、どうやら僕は悪い魔女に気に入られてしまったようです。


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


校舎の中へと進んでいくと・・・・・・


「ふアッ・・・?」


学校の玄関?というのだろうか、鳴沢高校には玄関を入り下駄箱で靴を履き替えるとすぐ目の前にはそこそこの広さの中庭がある。いや、あったのだ。そのかつて中庭があったところにはただ巨大な穴があった。穴の周りは荒らされ瓦礫が散乱していた。


雪はその穴に駆け寄り、あなを覗き込んでしまった。


「..............っ!?」


そこにはただ冥く暗い黒がそこにあった。恐怖を感じたのか?何を感じてしまったのかが分からない。それはきっと体感したことがない?いや、この世界にあってはいけないものを見て本能が拒絶してしまったのだろう。


視線をずらしてみると彩加は穴の脇で何かゴソゴソと何かを探っていた。


「よいしょ、っと。」


歳にそぐわない掛け声とともに彩加は彼女の身の丈以上の刀を取り出す。鞘は黒に赤の(ライン)が入っており、鍔は金の線が忠臣から放射状に伸びており、柄は全ての調和を執るよう黒と赤、柄頭の方に金が使われており、彼女のように美しい所謂大太刀と呼ばれるものだった。


「あら、もしかして私に見蕩れていたのかしら?ふふふっ。」


いや、凶器を持って笑う美女とかホラーだろうがっ!?怖ぇーよ!?ってか、どこに大太刀片手に笑うホラーがあるんだよ!?B級映画もいいとこだよ!?なんなんだよこの女。


「忘れ物はないわね。行くわよ、雪くん。」


「は?どこに?」


「挨拶回りよ。」


は?よりにもよってこの世界最期の日に何を彼女は言ってるんだ?


あれ?僕耳悪くなったのかなぁ?


それに引っ越しをしたわけでもないのに挨拶回り?引っ越しをするのなら、僕達はどこに引っ越して、誰に挨拶をするというのだろうか。いや、ない。(反語)


.......


..............


.....................


こんなんやってる余裕がまだあるなら僕の耳はまだ正常に働いているっぽいな.......反語と耳全然関係ないけど。


「一人で百面相なんてやってないで行くわよ。ほっ。」


彩加は『ほっ』とか言う軽い感じで雪達の目の前にある穴へと白黒のクマが出てくる某アニメの(スーパー)高校生級の???(シャーロック・ホームズ)ばりに鮮やかにダイブをした。


彼女が一人でダイブしたなら、僕はこのまま一人で百面相を続ければよかったのだが彼女は僕の襟元を掴みつつダイブをしやがった。そうするとどうなるのだろうか、もう、お分かりだろう。そう、僕も一緒にダイブして暗闇へ.......


「っ!?ぅぇぇええええええ」


辺りには校舎と瓦礫、そしてただ冥く暗い黒と青年の悲鳴だけが響き残っていた。




少し伸びたんじゃないかと思います。自分にはちょっと、キツめですね、、。頑張ります!!

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