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ロッタトとカステラの生活
「凄い!凄い」
とロッタはカステラの訪問に飛びはねて喜びます。カステラも机の上でクルクル回っています。
「こんばんは!カステラ」
「おはよう!ロッタ」
とカステラは答えます。
「違うのよ、カステラ。夜は”こんばんは”なのよ、こ・ん・ば・ん・は」
ロッタは顔をカステラに近づけもう一度言いました。
「こんばんは、カステラ!」
「こんばんわ、ロッタ」
「あはっ、やっぱりあなた、人の言ってることが分かるのね!」
手を叩いて喜んでいます。
するとロッタは服を脱ぎ始めました。
「ちょっと待っててカステラ、今日は少し大変だったから、汗かいちゃったから、お風呂借りてくるね」
そう言って棚からクッキーを取るとカステラの前に置いて、急いで階段に向かいます。
「ありがと」カステラが言うと。ロッタは足をとめて振り返り言いました。
「どういたしまして!どういたしまして!」
にこっり笑って、階段を降りて行きました。
それから、あたいとロッタは暮らし始めたんよ!ロッタは優しくて、沢山の言葉も教えてくれたんよ。
あたいはカステラ、ロッタが大好きなんよ!
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