稚拙
さて、パトロールと言われたがどうしたものか。
「神威ちゃんこれからどこ行くの?」
「レオでいい」
そう言う彼女は見た目は小学生低学年くらいの少女だ。
彼女も何か能力があるのだろうか
「ねえ、レオちゃ」
そう呼ぶと彼女は肩にカラスを乗せていた、足が三本の。
「それじゃあパトロールしてきてね」
彼女に答えるようにカラスは鳴き、飛んでいった。
「レオちゃんきみの能力はいったい」
「私の力はただ動物たちと仲良しなだけ」
と言うと彼女のカラスが帰ってきた
「どうだった?」
「町の外れで暴動がある」
しかしどうやって行こうか
「乗って」
彼女は大きな鳥に乗っていた
「あ.ありがとう」
「いってフェニックス」
速い、少しでも気を抜いたら落ちそうだ
「もう少し」
もう少しかと安心したのもつかの間、僕は落ちた
かなりやばい、これは能力を使うしかない
「時間逆行」
「もう少し」
今使った時間逆行は、時を少しだけ戻せる能力だ。
しかし今後は気をつけなければ。
数分後
「着いた」
がなんだこれは、畑だった場所がめちゃくちゃになっている。
「助けて」
声が
「だいじょうぶですか?」
「はい、なんとか」
「真音あれ」
レオが指をさした方向には
「あいつらか」
そこには火の魔法を使って畑を焼いている覆面の奴らが。
「私が行く」
「レオ大丈夫か」
「うん」
そう言ったレオの周囲の空気が冷たくなる、すると彼女の脇に影が現れた。
「レイス、あの人たちを裁いて」
すると隣にいる鎌を持った死神のようなものが
「汝の願い聞き入れた」
そう言ってレイスは覆面の男に近づいた
「なんだこいつは」
覆面の男はレイスを撃退しようと魔法をうつ、だが魔法はレイスに近づくと消えてしまった。
「なんなんだよ」
「汝に死をもって裁きを」
と言って鎌を振り上げ男に振りかざす
「やめろ、やめてくれー」
鎌は体をすり抜けた
「なんだ、なんとも」
刹那、男の体は灰になった。
「逃げろー」
男の仲間たちは散り散りになって逃げていく、だが
レイスは鎌を振り回す、その鎌は次々に男の仲間を切り裂いていく
そして誰もいなくなった
「殺したのか?」
そう聞くと
「うん」
と彼女は無垢な笑顔でそう答えた。