あとがき
一時間前に最終話を投降しています。先にそちらを見てから来てください。
はい、こんな感じで後書きです。
この作品は最初、アンチループものとして考えられました。よくあるループものでは大体、正解とも言える回答にたどり着くものですが、正直そんなに上手くいくかな? と天邪鬼に考えた結果がこの物語です。
この物語ではまず絶対的な侵略者であるエルロイドがいて、地球側は絶対に勝つことが出来ません。抗うの章では立ち向かうエンドになっていますが、その場合でも最終的には負けてしまうことになります。エルデンはいざとなったら、星ごと破壊すればいいので負けることはありません。
但し、一度負けた後なら、エルデンが地球を離れるため、勝つことは出来ます。
なので、全てを受け入れて負けた後の再興を考え、過去の世界を破壊するカイトと、今の世界を守るために抗うことを決め、未来の世界を破壊するソラの戦いが起こることになりました。
白仮面が言っていた通り『極限まで追い詰められた時、人に出来るのは、抗うか、受け入れるか、その二つのどちらかだけ』と言うのがこの作品のメインテーマです。
この物語に正解はありません。カイトと同じく、最終的に人類としては蘇るんだから、受け入れるでいいじゃんと思う方がいるならば、あなたは受け入れる系の人間なので、受け入れるが真エンドだと思ってください。人類再興しても、結局そこには何も残ってないだろ、こんなの満足できないと思うなら、あなたは抗う系の人間なので、抗うが真エンドだと思ってください。
初期プロットではこのような形になっていました。
1.カイトとソラ、未来の地球にやってくる。白仮面行動開始
2.ボルトとルーカスを倒し、地球防衛軍の兵士と合流
3.白仮面の襲撃でカイトとソラは分かれる。
4.カイトは自力で脱獄、ソラは本部についた後、オルトスの仕業により一人で決戦へ
5.カイト、白仮面と決戦。自身の未来を知り、闇落ち。
6.カイトとソラ、合流、過去へ。
7.過去でソラは地球防衛軍兵士に、カイトは白仮面になる
8.なんやかんやあって、最終決戦。未来を作るためにソラに受け入れることを強要するカイトと、過去を守るためにカイトに抗うことを願うソラの決戦。未来を知るカイトに負けかけるが何とか逆転する
9.迫り来る第二陣を見ながら、カイトが抗うことを決め。エンド
こんな感じでした。最初の頃は兄弟愛に主観をおいていて、地球防衛軍はオルトス以外モブで、エルロイドはただのやられ役でした。ただ、それだと、カイトが地球を救う動機が薄いかなと思ったので、流花を考えて、そのへんを増強しました。すると、今度はエルロイドを裏切る葛藤も欲しいなって思い始めたのでジュードが生まれました。兄だけにヒロインがいるのはあれなので、ソラに美玲を用意しました。こんな感じでキャラが増えていくことになり、当初、受け入れる4万、抗う4万で8万で終わらせる予定でしたが二倍以上に増えてしまうことになりました。
また、テーマも追加されることになり、受け入れるでは事実だけを優先するため、流れに沿って淡々と進むことになり、抗うでは思いを優先するため、キャラが色々と頑張るので人間味溢れる感じになっています。
それと、過去での選択肢も後から考えついたことです。受け入れると抗うで何処が違ったのかわかりやすくするためのものですね。
始まりの終わりで『嫌です』ではなく『わかりました』を選んだ場合。田中を見捨てることになり、白仮面が助けに来ないのでジュードがソラに興味を持たないと共に、田中が死亡して戦力が大幅にダウンします。
泡沫希望で、『道を戻ろう』ではなく、『突破しよう』を選んだ場合。ジュードと接触しないことで、ソラがジュードに興味を持つことも無く、さらに三軍のメンバーが半数倒され、昭人はソラに思いを伝えることもないまま、その場で死にます。
領域封鎖で、『それは違うよ』ではなく『そうかもしれない』を選んだ場合。生きるために出来ることをするのの何がいけないんだという論調で美玲を説得するため、励ますことは出来るものの、自身の存在価値を求めていた美玲にクリーンヒットはせず、お守りは貰えず、そのままその場から立ち去るため、ジュードと白仮面の関係性について知ることが出来ません。
侵蝕乖離では、これまでに全ての選択肢で抗っていた場合には強制的に『待て! 白仮面。……カイト兄さん!』になり、一つでも受け入れていた場合には『駄目だ、間に合わない!』になることでジュードとソラの話し合いの有無が変わります。
これらの条件を全て抗うことでやっとソラはカイトに勝つことが出来ます。
☆☆☆
この作品の解説は以上です。
最後までしっかりと読んで頂いてありがとうございました。




