第3話・転生
短くなってしまった…。明日も投稿します。次は長めです。
起きるとそこには泣き叫んでいた女性がいた。今まで見たことがない、綺麗な女性だった。
「なんでなの…、なんで、なんで……」
綺麗な人だなぁ……。それは置いといて。
「ここ…どこ…?」
「…っ!起きたの!?」
すごい速度でこっちに顔を近づける。そして、
「みんな〜!『ティル』が起きたわ〜!」
ドタドタ走る音が聞こえ、一斉に入ってきた。
「おい!ティル、大丈夫だったか!」
「ねえ、ティル。もう大丈夫?」
「良かった…ティルにぃ。うあ〜ん!」
「え、え…?」
待て、俺は死んでいた筈だ。おかしい。
「'ステータス'も異常はありません」
おい待て、ステータス?何それ?
「よっしゃあ!今日はえんか…」
「黙りなさい」
「おっふ……」
綺麗な女性が一言言うと喧騒が静かになった。気迫も少しだが感じた
「ティルは先ほどまで病床で伏せっていた身です。それを考えてください。ねえ、そうよね、ティル?」
「あ、はい」
「……?何故そんなに他人に話すような感じなの?」
あれ、バレた。仕方ない、言うか。
「すいません、記憶が、無いんです。」
そう言うと空気が緊張し、みんなの目が俺に集まって、
「「「えええええええええぇぇぇぇぇぇ!!」」」
え、どうしよう。