幸福増進剤

　家庭は裕福で何不自由なく育ったはずの１９歳の男の子が家を飛び出し、

　友人の紹介で夜の世界で働くことに・・
　
　まともに仕事もしたことのなかった彼だったが、
　なかなかの気品のある顔立ちと得意とする嘘と偽りの笑顔で
　大金を稼ぐようになった。

　その代償に大金を稼げば稼ぐほど
　彼の心は荒み、汚れ、壊れていった・・・

　そんなある日、’幸福増進剤’という奇妙な薬を職場の先輩からもらった。


　彼の人生が大きく変わり始める・・・


　※この物語はフィクションです。