※登場人物紹介
ほんの少しだけネタバレを含みます。ご了承下さい。*2月10日現在、第4話までの登場人物を紹介しております。
◎ミハエル〈見習いのため、姓は無し〉
(デイビッド=サム・オルセン)
・愛称…ディーン。
・出身…北西に位置するヴァルセシウという村。レイヘルトンとアディマデューサの国境線に挟まって存在する村で、かろうじてリヴェンデルの領地である。
・容姿…黒に近い黒緑の短い髪、群青色の瞳。背は割と高い。
・身分…カインド家の分家と言われる、オルセン侯爵家の五男坊。カインドの遠縁。
・家族構成…両親、兄が四人、姉が一人、妹が三人。
・生い立ち…オルセン侯爵の上から数えて六番目の子供。九人いる子供の中で五男坊として生まれる。
五歳の時、兄妹と他人を知らぬ間に殺め、地下牢に軟禁されて育つ。七歳の頃に、シリウスの三番弟子となり、死刑は免れた。
現在は、マーク・アーネストの下で、魔法見習いをしている。
・能力…二重人格。
・性格…普段は猫を被り、物分かりが良さそうな紳士を振る舞っているが、古くからの友人達に会うと砕けた口調とおどけた性格を現す。
・その他…ルビウスとは兄弟弟子の関係であったが、それ以上に悪友として付き合いは長い。昔は、二重人格の能力の為に学校一の問題児であった。勉強はあまり得意ではなく、単位を二年連続落とし、結局義務教育を終えずに退学という経歴を持つ。
学生時代は、ルビウス、ルノ、アレックスと連んでいた。
◎マーク・アーネスト
(フランツ=アーク・アーネスト)
・容姿…ボサボサの赤毛の髪と水色の瞳。机に向かう時は、古びた度のきつい眼鏡をかけている。
・性格…研究が恋人だと豪語する変人。人付き合いが苦手で、めったに人前に現れない。普段は気の小さい男。王都の魔法師を毛嫌いし、その時ばかりは態度がデカくなる。
・爵位…伯爵。25代目。
・出身…レイヘルトンをさらに越えた小さな国、実り豊かなハップジド国シュバリエ地方、ルグリスという村の気高い山頂に住み込む。
・立場…魔法学研究第一人責任者。
・家族構成…不明。
・その他…シュバリエ地方の唯一の魔法使い。
マーク・アーネストとは、初代アーネスト伯の飾り名を含めた呼び名。シュバリエ地方では、その通り名で通っている。
古代魔法呪文や狼族、魔法陣の構成など幅広い研究している。研究に全てを捧げる変わった人物。因みに、人付き合いと犬は大の苦手。
◎エミリカ
(エミリカ・ランディ)
・容姿…黄金色の長い髪と茜色の瞳。
・性格…穏やかで優しいが、天真爛漫な性格をしている。
・爵位…不明。
・家族構成…娘。
・その他…街に降りる道とは反対の斜面に立つ屋敷の女主。アーネストの屋敷の隣人。
フランツとミハエルを何かと気にかけ、構いにくる。
◎シンシア
(シンシア・ランディ)
・容姿…金髪の短い髪、暁色の瞳。
・性格…何事にも興味深々で、首を突っ込む。基本的にさばさばしており、いつも強気で仕草もがさつ。
・家族構成…母。
・その他…用もないのに、アーネストの屋敷に頻繁に訪れる。エミリカと共に住む、山犬の神の生き残り。
◎ルビウス
(ルビウス=レオ・カインド)
・カインド公爵の現当主。
・黒髪と漆黒の瞳。二つの闇を持つ青年。
・ミハエル(デイビッド)の友人(悪友)。
・シリウスの二番弟子。兄弟弟子であり、長い付き合いのデイビッドを良く理解している。
*同時進行の『魔法使いと七番目の弟子』、「-登場人物紹介-」、主な登場人物の部分に紹介を載せています。詳しくはそちらをご覧下さい。
◎リド
(アーサー=リド・シエルダ)
・シエルダ公爵現当主。
・少し癖付いた黄金色の髪、鳶色の瞳。
・ルビウスの叔父。
*同時進行の『魔法使いと七番目の弟子』、「-登場人物紹介-」、第二章からの登場人物の部分に紹介を載せています。詳しくはそちらをご覧下さい。
◎マイク
(マイケル=アン・ローリング)
・鼠色の髪、金色の瞳。
・ローリング公爵現当主。
・ルビウスの義兄。
*同時進行の『魔法使いと七番目の弟子』、「-登場人物紹介-」、第二章からの登場人物の部分に紹介を載せています。詳しくはそちらをご覧下さい。