第4話 兄との再会
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第4話 兄との再会
街の大通りを歩いていくと少し先に石造りの建物が見えてきた、建物の周りには木彫りの龍が彫られていてなかなか良いデザインだなと感じた。建物の入り口まで来ると父親と同じ髪色の二十代ぐらいの男が立っていた。
「久しぶりだなルーク元気にしてたか?」
「お久しぶりです父さん、おかげさまで元気でやってます宿の方の経営も順調ですよ」
「そうかそれならよかった、俺の隣にいるのが数年前生まれたお前の弟のレイスだ」
「そうなんですか!兄はいましが弟はいなかったので何とも言えない不思議な気持ちですね、こんにちはレイスあなたの兄のルークです」
そう言ってルークは俺に話しかけてくる
「はじめましてルーク兄さん、しばらくの間お世話になります」
「いい子そうだな流石父さんの子ですね、ささ中に入ってください」
「あぁそうさせてもらうよ」
そういいながら俺たちは宿の中に入っていった。
宿の中に入ってすぐ目に飛び込んできたのは竜のしっぽと角が生えた人の像だった。おそらくは竜人族だろう。
「父さんどうですかこの像は少し前にこの像のモデルになった竜人続と手合わせをしてその記念に職人にたのんでつくってもらったんですよ、なんでも五年ぶりに金ランクになった冒険者で金色の竜騎士という二つ名をで呼ばれているとか名に恥じぬ実力を持ってましたね」
「それで手合わせはどうだった?」
「さすがは金ランク、善戦はしたつもりですがかないませんでした」
「本職が魔法使いとはいえそれなりの剣の腕前のあるお前に勝つとはなかなかの腕前だな」
本職は魔法使いなのかそう思い少し前に創っておいた鑑定魔法で兄さんを鑑定してみる
ルーク・クレセント 種族 ハーフエルフ 男 22歳
Lv 49 職業 剣士 称号 剣豪
魔力量 580 技能 魔法強化 熟練度Ⅲ
剣技強化 熟練度Ⅱ
筋力 230 固有技能 電雷加身
防御力 200
習得済魔法 ファイアボルト
インフェルノブレイズ
ウオーターボルト
俊敏性 190 ウィンドブレード
知力 330
こんな感じとなっていた後から知ったのだがエルフ族は魔法を得意とし魔力の量も他種族と比べても多いらしい。
アビステリア王国のあるアウロア大陸は国のほとんどが多種族国家となっており人族・エルフ族・鬼人族・魔人族・獣人族、その他などの多くの種族が生活をしている。
「そういえば父さん昨日フロウから少しトラブルに巻き込まれたから到着は明日になると魔法通信で連絡がありましたよ」
「そうか何もないといいがな」
そんなことを話しながら部屋へ行き旅の疲れを癒すのだった