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第9話  welcome to the continent of meritocracy

一部修正しました 2024/6/13

第9話 welcome to the continent of meritocracy


村長の話を聞いて分かった事をまとめるとここはニュートリア大陸のアメジス王国の辺境にあるシヴァール村という場所らしい残念ながら辺境であるこの村には大した情報は入ってこないようだ。


「情報を揃えるとなるとやはり王都ですかね?」


「それがいいでしょう、王都には冒険者ギルドの支部もありますし情報集めにはうってつけでしょう、ですがあなたは幼い王都まで行けてもまともに取り合ってもらえるかどうか・・・」


「そこはご心配なくこれでもそれなりに魔法が使えますので変身魔法で見た目を変えれば何とかなりますよ」


「それはいい案ですね、でしたらどうでしょう王都に行ったあと魔法都市ウルブスの魔法学園に入学するというのは」


「興味はありますがほかの国のしかも身分証明の出来ない者が入学できるんですか?」


「この国それにこの大陸は実力至上主義の思想が強いですから、入学試験で実力を示せれば身分など関係なく入学できますよ。

試験自体は金さえ払えば受けれますし試験の成績が良いトップ10人は入学金と3年間の学費が無償になる制度もありますしね、それとこの村の近くの町に鉄道の駅がありますがよろしければそこまでお送りしましょうか?」


「良いんですか?」


「ええ少しその町に用事があるのでそのついでですよ見たところあなたはそれなりに戦えるようなので鉄道の切符と路銀を護衛の報酬にするというのはどうでしょう?」


「そうしていただけるならありがたいです」

「ではそういうことで、出発は明日ですので今夜はゆっくりお休みくださいこの家の隣に空き家があります寝具もそろってますのでそちらをご利用ください。」

「分かりました、では私はこれで」


村長が言っていた隣の空き家は手入れはされているようで中はきれいだった。

 魔力の量はそれなりに増えてはいるが大人と比べると少し心もとない最も魔獣に遭遇し始めたあたりから経験値増加魔法、魔力吸収魔法を創っておいたので同年代の子供と比べれば圧倒はしているが。前世の知識を使い資金を増やすのもいいな明日出発する前に村長に相談してみよう、そう考えを巡らせながら俺は眠りについた。次の日目を覚まし庭にあった井戸から水を汲み顔を洗い終えたところに若い男の人がやってきた。


「おはようございます、レイスさん朝食を食堂の方で用意してますので準備ができたらお越しください」


「朝食の後村長と少し話がしたいんですが出来るでしょうか?」


「分かりました、こちらで取り計らっておきます。」


朝食を終えるとさっきの男が入口の方に来ていた、「村長との面会の準備が整いました、どうぞ家にいらしてください」


家に行くと居間らしき場所で村長が椅子に座って待っていた。

「すみません、お忙しい中時間をいただいて」

「構わんよそれで話とは?」

「これは信じてもらえるかわかりませんし信じてもらえても口外しないでいただきたいのですが実は俺は異世界からの転生者なんです。」


「なんと!転生者であられましたか年齢の割には言葉遣いがしっかりしているし見知らぬ地に一人で転移したというのに不安がっている様子がなかったのはそれが原因でしたか・・・」


「信じていただけるんですか?」

「昨日も言いましたが私の人を見る目は確かだと自負しております」


「分かりました、では本題に移りましょう私が提案したいのは私が元居た世界の日本という国で売られていた商品です、主に料理のレシピなどをお教えしたいと思います。」


それから俺たちは出発の時間まで商品について話し合った。




同時刻  アビステリア王国王都スパクア


レイスやほかの都民が転移陣で消えたのを確認したのち俺は相手のほうに向きなおった


「雷身化!」

雷身化とは文字通り体を雷と同様の状態にする技能であり全ステータスを10万まであげ身体能力を強化できるが反動と威力が大きく、長時間使用には向いていない。

「来い!ケラウノス!」俺は異空間から神代の時代に雷神が自分の弟子に送ったとされる槍を呼び出し力を込めて相手に投げつける

「飛雷槍!」雷鳴の速さで飛んで行った槍に続き俺は魔法を唱える

「影縛り!」影縛りとは文字通り影を縛ることにより相手の動きを封じる魔法である。

「それなりの腕はあるようだな、だが無駄だ」

次の瞬間腹に衝撃が来る

「ガハッ」と口から息が漏れる

「雷身化しているのになぜ?という顔だな我が絶凍之拳は魔力すらも凍らせるゆえに貴様が雷になっていようが攻撃を当てられる、さらばだ名も知らぬ戦士よ、氷消瓦解」

体がどんどん凍っていき意識が薄れていく中どこからか声が聞こえた

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