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移ろいを語る  作者: 内山子豹
移ろう日々
4/11

気が合う隣人

「今日どっか寄ってかない?」

帰り際、さっきとは違う見知った声の奴に話しかけられた。こいつは案外面白い奴だ。

「ああ、そうするか。」

「なら、どうしよか?俺の家来るか?テストもそろそろあるし。」

「任せるよ。」

「おし、じゃあ決定〜。あ、どうしよ。有明さん誘う?誘いたいんだけど。」

「あいつは無理だろ、女子とどっかお洒落なカフェでも行くんじゃないか??」

「はぁ、シャレオツなカフェねぇ。そんなところに有明さんを誘えたらなぁ。」

「そうだな、お前じゃ誘えねぇよ。なにせ、陽キャの鏡・有明様だもんな。まあ僕でも誘えないけど」

「「僕」っていうくせに「お前」って言うの違和感あるよなぁ」

「おい。話題逸らすなコラ。恥ずかしいだろ、自分で自分に毒突いてツッコミが来ないの」

「お前の恥ずかしさを表面化させようと話題逸らした訳じゃないぞ??」

「え、そうなのか。なら、なんでだ?」

「さぁ?何のためだろうか?」

「まぁいいや。アレ?何話してたっけ?」

「こういうために話題逸らしたんだよ」

「???」

はぁ、とため息混じりに鴨川は言う。

「さぁ?何のためだろうかな??なんかデジャヴだな。」

良くわからんな。まさか、自分がモテないことを誤魔化すためとか思ってないだろうな。それはレベルが低すぎるぞ、鴨川。

「まぁまぁ、いいじゃないかー、富士見ー。それよりも早く行こ。この前でたラノベの最新刊、読んだ?」

「おう。まだ僕は読んでないな。買ってはいるけど。ネタバレするなよ?」

「ふぅん、それは何?フラグな訳?フラグならばネタバレしちゃうけど?」

「そういうのは冗談抜きでやめろ。ネタバレされた時に漂う、なんとも言えない気まずさが僕は嫌いだ。」

「それは俺も同感だからやっぱネタバレやめるわ。」

よし、これでネタバレされずに済んだ。一先ず安心である。

「じゃ、行きますか、先行ってるよ。」

「おう、後で追いつくわ。」

まぁ、こいつとはラノベとかツイッターとか、色々と趣向が似通っている。そして何より、馬が合う。一緒にいて楽しいしな。こういう奴と、一生友達になりたいって僕は思うね。





**************************

会話がメイン、心情描写少なめ。こんな風にするはずじゃなかったのに…泣

こんな感じで短めな奴多目です。まぁ行き当たりばったりなところあるのでご了承ください

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