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移ろいを語る  作者: 内山子豹
移ろう日々
2/11

変わらぬ日常

いつもと変わらぬ日常がそこにある。そんな風にラノベ小説とかで読んだ覚えがある。しかし、それは現実には間違っている。屁理屈だと言われようが違うのだ。例えば人の年齢である。僕は17歳だ。しかし、厳密には17歳1ヶ月と4日だ。それに昨日の僕は17歳1ヶ月と3日である。字に起こしてみると何か言葉にできないような差があるのは分かるだろう。要するに、昨日と同じ今日はないのである。

ただ、昨日と今日の変化に気づくことは中々難しい。確かに昨日と今日のご飯の献立は違うし歯を磨いた時間は違う。だが、そうではないのである。友達と仲良く駄弁り、下らないことで笑ったりと日常の風景は変わらないのである。そりゃそうだろう。突然、ファンタジーの世界から魔王がやってきて侵略なんてして来たらそれは明確な変化が僕たちの日常にもやってくるだろう。だが、そんな事は起こらない。

おっと、こんな事を考えていたら1限の授業時間になってしまった。考えごとをすると時間を忘れてしまう、そんなところが玉に瑕である僕であった。


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