ラスヴィエート・ローク
高級バー『ラスヴィエート』で、ぼくは高校時代のクラスメイトと再会した。高校卒業後、忽然と姿を消した彼女。あのあと、いったい何があったのだろう。彼女と接点をもとうとするぼくのまえに、冷徹そうな男が立ちはだかる。これはおれの獲物だと言わんばかりの立ち居振る舞いで、ぼくのまえから彼女を連れ去っていく。危うい匂いに満ちている――。
【一】再会、海棠、夜のむこう。
2013/01/08 22:57
(改)
【二】慕情、花のようなひと、絶望の淵。
2013/01/27 23:18
【三】涙珠の鎖、別離、この世界のむこう。
2013/02/04 00:26
【終、ふたたび序へ】深紅、夜明け、そして避けられぬ運命。
2013/02/09 22:36