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雲間の道化師と詩人
《雲間の道化師と詩人》
雲間の月とセンチな詩人
空模様も不確定な明日へと向かう
真っ新なClothに Candyで地図を描けば
運命を信じてた頃に戻りたくなるよ
感傷の緩和に Tea timeと片言の歌
懐中時計の針を操る徒な夜の精
雨が咲かせた花の色合いが滲む
命の気配が静かに踊る宵闇に添えて
雑多な感情を鏤めた星空に
相応しい物語を探しながら
結末迄は紡げない Romancer
花籠一杯に詰め込んだ思いを 解き放って
流れる雲間に見え隠れの月
明日の行方を読ませぬ道化師の様に
零れた紅茶の香る balconyに天体の影絵
風にそよぐ金木犀の葉擦れに消え行く歌
澄み渡る泉の魚は跳ねて
隠された物の在処を示す
行方知らずの暗い水底に溺れてみたら
Clownの仮面が嘲笑ってるのが見えるよ