表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/100

繋ぐ時 紡ぐ夢



《繋ぐ時 紡ぐ夢》




荒れた虚無の丘に立ち


風読む澄瞳が開かれる


銀の指に絡む虹の光線


淡い唇の紡ぐ無垢な夢




嵐の先に来る創世と


齎す未来の行く末と




最初の陽が射したなら


白き衣に枯れ花を飾り


月の刻んだ道を辿って


水の流るるに沿う様に




焦がれる想いの儘に行きましょう


熱き此の風に身を灼かれても


偽らぬ心の儘に委ねて行くのよ


広げた両手はその為のものだから




灰の霧帳に隠れる様に


見えない祈り達を探す


球体の星が呼び起こす


鼓動の歌に従いながら




在るべき奇跡達を呼ぶ


過去なる弦の金の調べ


語る言葉が何色であれ


眩しい光に融けて行く




眼の前に広がるのは


命と色に溢れた世界




熱き風に身を委ね


想いの儘に行きましょう


焦がれる儘に在りましょう


その為の命だから




吹く風よ 何処迄も…


彼方へと 何処迄も…


繋ぐ時を 何処迄も…


紡ぐ夢を 何処迄も…





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ