第五話
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歩くこと約10日、遂に…
「森を抜けたぞ~!」
いや~長かった。にしても色んな事があったな~。
特に睡眠中に寝返りをうって崖から転落しかけたのはいい思い出。
さて、ここからどうしよう。とりあえず歩くか。
ー数時間後ー
日が暮れてきた、今日もまた野宿か~。別に問題ないが、何も道具がないせいで基本地面の上で寝る。
クソみたいに硬いので、そろそろ文句が出てくる頃合いである。
よし!じゃあ、次の目標は{自分の家を持つ}にするか!
いきなり家?と思うかもしれないが、夢は高く持った方がいいからね。
とりあえず、火を準備しよう。
《初級魔法:ファイア》
ボン
ちなみに多くの魔法には初級・中級・上級があって、階級が上がっていくごとに魔力消費量が上がっていく。
特定の魔法を使い続けていれば消費量の下がるのだが…
それはまたの機会に…
さて、今日はもう遅いので寝ます。オヤスミ
ー次の日ー
ふあああよく眠った。さて、再開しますか。何処かの国でも行けたらいいんだけどな〜。
「あ、そうだ火は消しておかないとな。」
火事になったら怖いしね。
シュウウウ
さて、今度こそ再開しますか。
ザッザッザ
森を抜けた先は平原で、ほとんど何もない。あるとしても花やそこら辺の野生動物だけ。
暫くは放浪生活が続くだろうな~。
それにしても…平和っていいね。集団で殺されかけることもないし、ダンジョンの罠に追い掛け回されることもないし…
うん!平和が一番!平和って最高~!。
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流石に疲れてきた。もうどれ位進んだ?100km?とりあえず、疲れた。
もういっその事…
自分で家作っちゃうか!
ー建築…
……と行きたかったところなのですが、建築は専門外です。あと普通に建物が見えてきたから必要もなくなりました。
気入れて損したわ~。