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家の中での魔法実験

昇格試験を明日受けることとなったため家で魔法の練習をしていく。

 ティスラさんが昇格試験なるものを推奨してきた。しかも大都市ときたこの世界に来たばかりのためこの村以外のところに行ってみたい気持ちもある。しかし、せっかくおじさんに家をもらったのに住まないのは気が引ける。どうしたものか……


『それならスキルを取得するのはどう?』


 そういえばそんなものもあったな、それならミストラさんどんなスキルや魔法を取得したらいいと思う?


『それなら転移魔法を取得するかスキルなら空間操作を思えるのがいいと思うよ。』


 どっちの方がおすすめとかある?


『両方にいいところがあるからどっちも獲得してみたら?魔法ならエピックスキルの<魔法適合>を獲得すれば簡単に使えるようになるし、レジェンドスキル<空間操作>もレジェンドスキル<オールスキル>で獲得すればいいから。』


 うーん。まあせっかくだし獲得しておくか。じゃあミストラさんどうやって獲得したらいいの?


『獲得の仕方は簡単で心の中でほしいスキルを獲得しようと願えば獲得できるよ。』


 わかった。やってみる。

 空間操作を獲得……


『『レジェンドスキル<空間操作>を獲得しました。』』


 こんな簡単にスキルって獲得できるものなの!?


『ほら、簡単にできたでしょ。』


 そんな感じでエピックスキル<魔法適合>も獲得してこれでいつでも家に帰れるということだ。ならば……


「せっかくなので行ってみます。というかどこで受けたりとか詳しいことを聞いてもいいですか?」


「はい!受けて下さるのですね。」


 そう目を輝かせながら言ってきた。


「どこでやるとか詳しいこととかどうやって行くかとか教えてくれませんか?」


「もちろんですよ!エゲリア皇国の本部にある冒険者組合のところに行ってもらいます。そこで、昇格試験を受けてきてください。そして、行きについては実はこの後ろのほうに今はなくなってしまったロストテクノロジーなんですけれど、転移魔法陣があるのでそこから移動することができるんですよ。」


 あれ?おかしいなせっかくスキルを獲得した意味が……まあどこかで役に立つでしょう。


「あの行くのを明日に変えることはできますか?」


「はいもちろんです。明日ですね。では朝の10時程にきてください。」


「わかりました。」


 そう約束をした後に冒険者組合を出ると外は夕暮れ時となっていた。


 少し散策しながら帰っていると近くにレストランディディカチョフと書かれていた。そして、そこからはすごくおいしそうなにおいがしていてそこにつられるように足を運んでいた。中に入ると。


「よう。ねいちゃん今日ここに引っ越してきたってゆうヤツかい?おっちゃんが言ってたよ。」


「そうなんですね。じゃあ個々のお店のおすすめの料理をくれませんか?ちゃんとお金を持ってるんでね。」


「じゃあレバケーゼね。了解。あとお金はいいからこれは引っ越し祝いのお祝いだと思って食ってくれ。」


「いいんですか。それじゃあお願いします。」


 この人めちゃ優しいじゃん。見た目は少しゴツくて目に爪痕があって明らかにヤバそうなのに優しい!人を見かけで判断してはいけないとはこのことかと学びを得たりしているとご飯が運ばれてきた。


「おまちどうさん。レバケーゼだよ。」


 でできたのはすごく美味しそうなハンバーグのような見た目をしていた。早速いただくことにした。


「いただきます!」


 口に一口運ぶと肉汁が口の中に広がり前の世界でも似たような料理があったがそれよりも食べ応えがありお腹が満たされた。



「ごちそうさまでした!」


 いやー、すごく美味しかったな。また時間があったら食べに来たいものだ。さてと、お代を払って家に帰るか。


「お代どこにおいたらいいですか?」


「ねえちゃん、今回は引越し祝いってことでタダでいいんだよ。」


 確かにありがたいのだがなんか悪い気がするんだよなー。そうだ今度この店が困ったりしていたら手伝おう。そうしよう。


「お言葉に甘えさせてもらいます。今度困ったことがあったらぜひ、頼ってくださいね。」


「ありがとなねえちゃん。」


そんな口約束をして店から出ると外の景色は闇に飲まれており行き交う人たちも少なくなっていた。今日一日のことを思い出しながら帰路につき気づけば家の前におりドアを開く。


「ただいま。」


 帰ってくる言葉はなく生前と同じで1人であった。気持ちを切り替えお風呂の準備をしてお風呂に入り多次元バックを開くとパジャマのようなものが入っておりそれに着替えベッドの上にダイブした。


「明日も早いしとっとと寝るかー。」


『明日昇格試験受けるみたいじゃん。それなら、攻撃系のスキルとか魔法を習得したらどう?』


 確かに試験を受けるのに一つも攻撃魔法打てませんとかだったらさすがにまずそうだ。しかも昇格試験という名前だし強そうなモンスターなどと戦わされてもおかしくないもんね。習得しといたほうがよさそうだ。ミストラさんどうやって魔法習得したらいい?


『そうだな……今は夜だから派手な魔法を打ったりすると近所の人に迷惑かけちゃうからなーどうしよね。』


 そういえば、ミストラさんレジェンドスキルの空間操作ってのがあったじゃんそれなら自分を起点にして空間を操作することで1cmをもっと長くすればいいんじゃない?


『それ天才じゃん。でもそれだと家の被害が多くなっちゃうから家の大きさも伸ばせばいいんじゃない?』


 そうしてみるか。というかスキルってどうやって使えばいいの?


『スキルの名前を念じれば発動するよそれと魔法もね。』


 じゃあまずは、レジェンドスキル<空間操作>を発動


 すると部屋の中が無限にも思えるほどの長さに変貌した。


『これでヤバい魔法を打っても被害が少なく済むね。じゃあまずはどんな魔法を打ってみたい?』


 そういわれると出てこないな……じゃあ体感時間を引き延ばす魔法とか?


『オッケー、じゃあめんどくさいから、心の中で思考加速って唱えてみてそしたら多分体感時間が伸びるから。あと魔法を解除したいときは~~解除って言えばいいからね。』


 <思考加速>発動

 試しに発動してみた結果。なんか動く速度が恐ろしいほど遅くなっていた。

 <思考加速>解除

 すると体感時間が元通りになっていた。


『魔法はこんな感じで使うんだよ。わかった?』


 わかったけど魔法の名前とかは教えてくれたりしないの?


『普通は教えたほうがいいんだけれど、あなたは発想力が豊かだから魔法の固定概念に縛られないような思考で考えたほうがおもしろい魔法を開発しできると思うんだよね魔法ってイメージが大切だからさ。』


 ミストラさんがこう言っているため魔法を聞くのは無理だろうからあきらめるか。

読んで頂きありがとうございました。今回は切りのいいところまで書きたいなって思っていたら今回は長くなってしまいました。個人的な話なんですけどXってもっとちゃんと動かしたほうがいいのかな?

この作品がいいなと思っていただけたらブックマークなどぽっちっとして下さるとありがたいです。

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