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勧誘

噂が広まり勧誘される。

 家を出て冒険者組合を目指して歩いているとなぜか周りからの視線が痛い。


 「あの人が最近噂の?」「あの女があの火柱を立てたらしいぜ。」などヒソヒソといろんなことを言っていた。

 もしかして、私噂になってる?まぁ今度ティスラさんに聞けばいいか。

 そうして組合に着くと


「あの私たちのパーティーに入ってください!」


 ???


「いいや俺たちのところに来てくれ!」


 どういう流れでこうなってるんだ?


「レイは大変だな。」


 その声がした方を見てみるとトーズがいた。とりあえず目くばせをしたら察してくれたのか。


「みんなすまないが、今日は俺がレイと話すんだ。」


 そうトーズが言うとみんながなんだ、みたいな空気感で去っていった。


「俺についてきてくれレイ。」


 言われるがままについて行くと。


「なんでここにきたんだ?変に外を歩くとまた噂されるかもだよ。」


「ちなみにもしかしてなんだけど噂になってたりする?」


 私についての噂なんて聞いたこともない。


「知らなかったのか?まぁ、たとえばなんだがすごく大きな火柱を立てたとかランクがレジェンドとかだな。」


 わぁ、全部事実だ。まずすぎる。


「それってどこ情報?」


「よく知らないけど、気づいたらこの村全域に広まってた。」


 となるとそれほどの情報を広める力があるということになる。そして、最近ティスラさんに喋らないでと言ったが火柱などのことは言うなとは言っていない。役満だ…


 ちょっとティスラさんに聞きたいことができた。


「ありがとう。大体予想できた。」


「ならいいが。ところでこの噂って本当なのか?」


まぁトーズになら教えても安心そうだし。秘密は守ってくれそうだから変な誤解を生む前に教えておこう。


「秘密にするって約束できる?」


「もちろん。人の秘密を言いふらすようなことはしないから安心してくれ。」


「全部本当。」


 そう小声で伝えると流石に驚いたのか少し表情が変わった。


「…………マジ?」


「マジ。」


「話す場所間違えたな…」


 何を隠そうそこは組合のテーブルであった。

 正直勘違いとかが噂になったんじゃないかなと思った。でも、蓋を開ければ全て事実、場所を変えるとそれはそれでさらに疑いが深まりそうだったから変えることもできなかった。

 運がいいことに冒険者はトーズしかおらずあとはティスラさんのみであった。他の冒険者たちはトーズに助けてもらった際にどこかに行ってしまっていた。


「まぁ、人はいなかったし大丈夫でしょ。」


 そうあってほしいという、希望的観測も含まれているが。まぁ、さすがにこれ以上広まったりしないでしょ。


「そうだといいが…………」


「まぁ、そんなことよりも最近どうなの?」


 話題の替え方露骨かもしれないが、いい感じの変え方を思いつかなかった。


「最近だと自分でパーティーを作っていろんな依頼をやってるんだ、やっぱり困った人を助けるのはいいな。なんかやりがいがある。」


「優しいんだね。」


「いや、俺はただ人の笑顔が好きなだけだ。」


 やっぱりいい人だな。


「そういえば、もしよければなんだが俺たちのパーティーに入らないか?どこかのパーティーに入ったとなるとさすがに勧誘もなくなるんじゃないかと思うんだ。」


 確かにどこかのパーティーに入ったとなったらあきらめてくれると思う。でも、パーティーに入るということは一緒に依頼などをこなさなければならないということだ。正直わがままだが1年くらいはまったりしたい。でもまだまったりできてないけど。


「パーティーに入っても依頼とかは人手が足りないときにい手伝ってくれればいいし、それでちゃんと分けまいもある。どうだ?」


「ありがたいけど、迷惑になると思うよ。」


「いや、いい。レイは今困ってるだろこうゆうときこそ助け合わないと。」


「じゃあお願いしようかな。極力暇なときは手伝うようにするね。分けまえも別になくてもいいよ。食料とかには全然困ってないから。」


「いや、さすがに手伝ってもらうんなら分けまえがないとそれは不公平だろ。そこは譲らないよ。」


 どんなにお人よしのいいやつなんだ。こういう人は幸せになってほしいな。


「じゃあ分けまえは最低金額で大丈夫。じゃあ、パーティーに入れてもらってもいい?」


「ああ、もちろんだ。これからよろしくな。でも、分けまえはちゃんと渡すからな。働く以上対価があるのは当然だろ。」


「それは別にいいよ。」


「いや、これはただ単にこれは俺のわがままだ。だから、救うと思ってな。」


「じゃあ、もらうけどそのお金でどこかにパーティーの仲間たちとどこかに食べに行こうか。というか、手続きとかはどうなってるの?」


「それは、カウンターにそのパーティーメンバーのだれか一人と一緒に行って登録するんだ。まぁ、俺と一緒に行こうか。」


「じゃあお願い。というか、他にパーティーメンバーは誰がいるの?」


「まぁ、戦士の俺と魔法使いのムートそして、狂戦士のヴィタリ最後に僧侶のロトです。」


 ムートとヴィタリってティスラさんにお願いされてやった依頼で助けた人たちだ。ちゃんとやれていてよかった。


「でも、魔法使いでかぶってるけどいいの?」


「大丈夫です。他のパーティーでも同じジョブの人が何人もいるところもあるので、場所によっては戦士だけのところもあるんですよ。」


 ならいいか。


「じゃあ、カウンターに行って登録に行きませんか?」


「行こうか。」

なろう投稿やめるってよ。(噓)どうも表裏です。

やっぱりエイプリルフールネタはやっとかなきゃ損だよね。

読んで頂きありがとうございます。もしこの作品がいいなと思っていただけたら評価ポイント等お願いします。誤字脱字があったら報告お願いします。

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