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食事

ティスラさんに魔法の件について話し、ともにご飯を食べる。

 目の前が真っ白になり家の魔法陣の場所まで帰ってきていた。


「あのこれって失われた魔法のはずなんですけど…」


「それも含めて説明します…なのでいったん席に座って下さい。」


 席についてもらいお茶を用意し自分が異世界から来たという点と、ミストラさんの存在を隠して説明した。


「そんな感じなんですよ。で教えてくれた人もどこにいるかわからなくて。」


「そうなんですか、それは残念です。でも、あなたは使い方を知ってるので大丈夫ですね。そういうことなら組合に報告しますね。」


「ちょっと待ってください!」


 こんなこと絶対ばれたら面倒ごとに巻き込まれることになる。そしたら、まったりすることができなくなってしまう気がする。


「それを報告するのはやめてくれませんかね?そんなことがばれたら私の命が狙われちゃうかもしれないじゃないですか、だから今教えたことは心の中にしまっておいてくれると嬉しんですけど……教えたのだってティスラさんを信頼してのことなんですよ。だから、ね。」


「………わかりました!報告しません。安心してください、こう見えて私口は堅いほうなので!」


 うわーこんなにも口が堅くなさそうな人いるんだ。というか、仕事なら報告したほうがいいんじゃないの?本当にいろいろ心配になってきた。


「それじゃあ、今日はもういい時間なんでご飯でも食べますか?よければ作りますよ。」


「本当ですか!お願いします。久しぶりに人の手料理食べるなー。」


 本当に心配すぎる。せめてものねぎらいを込めておいしい料理を作らなければ。


「それじゃあイスに座って待っていてください。」


「はい!」


 そういう彼女は満面の笑みを浮かべて幸せそうな顔をしていた。


 台所に移り何を作ろうか考える。ふと思いついたのはカレーであるが流石に少し手抜きな気がする。本人に来てみるか。


「ティスラさんは何か食べたいものとかありますか?」


「うーん、強いて言うならさっぱりとした料理ですかね?」


「わかりました。」


 言ったはいいもののさっぱりしたものと言われてもピンとくるものはない。こういう時はミストラさんにきてみよう。

 ミストラさんなんかさっぱりした料理って何かない?


『もちろんあるよ。個人的には鳥と柑橘系の実を搾って食べる料理とかかな?』


 わかったとりあえずそれを作ってみる。


 ということで錬金術でレモンを出した、そして鶏を出そうとしたら生きたまま出てきた。


「コケーーーーーーーー」


「な、なんですか!?大丈夫ですかレイさん!」


「ま、まぁ一様大丈夫です。」


 そう言ったものの急に生きた鶏が出てきたので包丁を落として少し放心状態であった。それを好機と見たのか鶏は部屋のどこかに逃げて行った。

「いや、ちょっと待ってください!その鶏どうしたんですか?」


「いや、鳥を使った料理を作ろうと思って、鶏を錬金術で出したんですけど、生きたまま出てきちゃって。」


「あの、今なんて言いましたか?」


「鳥を作った料理を」


「そのあとです!」


「鶏を錬金術で出したんですけど。」


「それですよそれ!錬金術で生命は生み出せないはずなんですよ!」


「まぁまぁなかったことにしましょうよ。今更でしょ。」


 そういいながら空間操作で鶏を手繰り寄せようとする。


「あの何してるんですか?」


「スキルを使って鶏を捕まええようと思うんで鶏どこか教えてくれませんか?」


「いいですけどそんなスキルあるんですか?普通1つ持っているだけでもすごいことなんですよ!」


「まぁそれはいいとして。」


「よくないですから。」


「あ、はい。ご飯食べながら話しましょう。」


 スキルを使って鶏を捕まえたはいいもののさばけないのだった。


「あのティスラさん鶏ってさばけたりしますか?」


 まぁ、さすがに無理だとは思うが、そもそも受付嬢さんみたいな人がさばけたらそれはそれで少し怖い。


「まぁ、時間はかかりますができますよ。」


「そうですよね。さすがにできないですよね……え!?どうしてそんなことできるんですか?」


「一様遠い所に行ったりすることがあるのでいざという時のためにほとんどの組合職員ができるんです。じゃあさばくので家にあるものを使ってもいいですか?」


「はい。お願いします。もし必要なものがあったら言ってください。」


「わかりました。少し待っていてくださいね。」


 そうして、ティスラさんがさばいているところを見たがすごい手際が良くまるでプロのような速さであった。そして、気づけばさばき終わっていた。


「終わりました。」


「ありがとうございます。少し待っていてくださいね。」


 そして、スキル<料理人>を発動させる。


 数分が経ち料理の完成を待とうと思っていたら、なぜかさっき火をつけたばっかなのにもう焼き加減なども完璧に仕上がっていた。

 どゆこと?まぁ、完成したことに違いはないからいいものの少し不気味だからミストラさん教えてください。


『それもスキル<料理人>の影響だから気にしなくてもいいよ。』


 とのことだから気にしないことにする。

 そしてさらに盛り付けてテーブルにもっていく。


「ティスラさん!できましたよ。」


 そうして、テーブルにおきついでに作っておいたサラダと錬金術で出したお米を置く。


「あの、このお皿に盛りつけられている白いものは何ですか?それとこの二本の棒も。」


 どうやらこの世界には米と箸というものが存在しないらしく主食はほとんどがパンらしく、主にスプーンやフォークを使って食べるらしい。確かにこの世界にきて箸を見かけないなと思っていたが存在しなかったらしい。


「へー、これは箸というんですね。なんか使いづらいですね。」


「スプーンとフォーク持ってきましょうか?」


「いえ、大丈夫です。なんか新鮮な気持ちになれるので、それにこの鶏の料理おいしいですね。」


 そういう彼女は満面の笑みで料理を口の中に運んで行った。


「ところで、レイさんスキルはどれだけ持っているんですか?」


「黙秘で。」


「はぁ、どうせそういうと思ってましたよ。もし話せるようになったらでいいので教えてくださいね。」


「はい。」


 そうして、まぎれもない会話をしながら二人で箸を進めていった。


「それじゃあ、もう夜も遅いので先に帰って下さい。後の片付けは私がしておくので。」


「いやいや、それは悪いですよ。」


「明日も仕事ありますよね。ちゃんと寝ないと体壊しちゃうので早く家に帰って休んでください。しかも、鶏さばいてくれたでしょ。だからそれだけでもありがたかったのでもう大丈夫です。」


「じゃあ、お言葉に甘えてもいいですか。」


「もちろん。」


「じゃあ、今日はありがとうございました。」


「こちらこそありがとうございました。」

メタルスライムに逃げられるたびに筋トレをするとかいう狂った企画で筋肉痛になっていた表裏です。

なんで、こんな狂った企画を友達は作ったんだよ!しかも、半分の確率で逃げるのは鬼すぎる。

筋トレお疲れの意味も込めて評価ポイント等良ければおお願いします。

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