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ボーダーライン ~人為と怪異の狭間~  作者: 迷探偵
第二章 学校編
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一階へ

 俺も二人にならって、【チャット】を確認してみる。次に行く場所だけじゃなく、体験版から見ているVIPがいれば、十一人目のプレイヤーについて話がされているかもしれない。


視聴中 327


            :


V258 ・・が気になる。記憶なら、教室か?

V47 ・・が一つとは限らないのでは?

V311 ・・は十一人目の事で、後から参戦か?

V207 探偵が来る前、すでに殺され……

V145 他プレイヤーに聞いても、答えてくれるか?

V74 話題にでてもおかしくはないし、鳩をしてる奴がいてもおかしくないだろ?

V3 一つずつ丁寧に探索するしかない!! RPGみたいに机やロッカーの中身を見て、使えるのは掻っ払う


            :


「俺の方は場所というより、・・が気になってるみたいだ」


 俺もラビ同様、二人にスマホを見せる。これによって十一人目の存在を知っているのか、言葉にするかもしれないからだ。


「・・の記録だよね。前回の記録だったら、新しいプレイヤーが増えるわけないでしょ。記録と考えるなら、放送室とか職員室にありそうじゃない?」


 ラビは十一人目のプレイヤーを知らないみたいだ。新たに参戦する事はないと踏んでいる。


「十一人目がいたとしても、最初の時に集まっていない時点で終わってるのではないかと。もしくは、その中にすでにいたのかですね。隠れていたとかではなく、プレイヤーとして。刑事さん以外は仮面をつけていますし、プレイヤー同士は初対面なわけですから」


 名無しのそれは考えられる事の一つだ。だが、そんな簡単に入れ替われるのか? VIPや【ボーダーライン】側にはバレていないのか? いや……バレていても隠すのかもしれない。その方が面白いから。


 それに交替が出来たとしても、相手がすでに死んでる事ぐらいだ。体験版で無理でも現実側だったら可能だが……



「まぁまぁ……いたとしても、そいつもただのプレイヤーでしょ。私達と何も変わらないって。それよりも意見を統合すると一階が一番多いし、決定ね」


 ラビはその話を流した。俺はそのプレイヤーに体験版で殺され、暗野もプレイヤーの中に殺人鬼がいると言っていたが……協力関係を結ぶに至って、ここでそれを告げると崩壊する。今はその時じゃない。


「毎回思うけど、シーンとなっていて嫌じゃない? 一応、ゲームなんだからBGMとか鳴らしてくれてもいいと思うんだけど。殺人鬼が出てきたら曲を変えたりとか。学校だと放送室もあるんだろうから、やって欲しいんだけど」


 ラビは静かなのが嫌なのか話し続ける。俺達がいなかった場合、VIP達とのコメントで会話していたのなら、固定のVIPはいるだろう。


「ホラー的な物なので、それにあった曲となると……あまり聴きたいとは……明るい曲も何かあってないですね」


 名無しもその話を無視せず、会話に加わる。否定したとしても、名無しの意見であって嫌な感じはしない。


「殺人鬼が出た時のBGMは俺達に有利になるからな。そこは合ってもいいかと思うが」


 俺も会話の中に入り、一階への階段を下っていく。

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