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アルヴィノーラの森で  作者: ありかわつぐみ
挿話
37/81

ご遠慮させていただいていいですか?



騎馬部隊長の回想。






まだ19歳の薬剤師だというのに、おそろしく剣術に()けた人だな……モーガン・テイラーSクラス薬剤師殿。


将軍がおっしゃった「子どもの頃から薬剤師をやっていたわけじゃない」、ご本人いわく「薬剤師になろうと思い立つ前は野生のワルガキだった」。


冗談めかして言われたけども。

やはり侵入者を襲撃から1分以内に制圧してしまうほどの腕ならば是が非でもお手合わせ願いたい……





「ご遠慮させていただいていいですか」





どうして!

訓練用の刃のない剣……いや木刀ででもいいです、是非ともお手合わs……。

「いえ、ダメです。軍人さんとだなんてとんでもない」

「どうしてですか!」

「けが、なさいますよ」

「へ?」

「オレの流派、ケンカ流なんです」

「は?」

「絡まれたら味方以外を手段は問わず全員ぶちのめして抜けてこい、って奴なんです」

「……え」

「考えてもみてくださいよ。5歳の息子の誕生日に大人が持つサイズのブロードソードを与えるような親が、普通の剣術を教えると思います?」

「……はぁ」

「教えられたのは、切り結びながら殴る蹴る頭突きに目潰しは当たり前・倒した男の()()()()()()()は思いっきり踏んづけてこい、ですからね」

「……」

思わず股間を押さえてしまった。

「14年それでやってきたんで……実は、国じゅうの闘技大会は全部出禁なんですよねオレ」

「え」

「7歳の時に複数の大会でかなりの数のけが人出しちゃって、どこの大会にももうエントリーできないんです。申込書を取り寄せた段階で参加を断られるんですよ」

「……はぁ」

どれだけのけが人を出したのやら……

「なので、お手合わせはご勘弁のほどを」




なんてこった。





いろんな意味でモーガン強すぎw




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