第1話ってそんなに大事だったのかあ!!
珍しく、連日投稿となっております、H20/lightでございます。
さて、今回は構成とか伏線について、つらつらとお話したいと思います。
私、書き始めた当初は「誰にも見られなくたって構わないよ」くらいの感じだったのですが、まあ、アクセス数とか目に入るとそうも言っていられなくなります。
というか、ブクマと頂いてしまうと斜に構えているのが馬鹿らしくなるくらい、どれだけ読んで頂いているか気が気じゃなくなってしまいました。
ご多分にもれずといった感じです。
そこで、毎晩アクセス数を確認するようになると、気付くわけです。
最新話のアクセス・ユニーク数が一番多いんだって事に。
まあ、皆さんご承知のことだと思います。誰でもわかる事ですね。
そして、次に多いのが第1話。
そうなると、なろうの読者様の多くは次のようにして小説にアクセスしているのではないかと思い至るわけです。なお、なろうではあまり小説を読んでいないのであくまで推測です。
TOPの更新小説覧 → 小説目次 →最新話
それで、見込みがありそうなら第1話を読む。
もし、これが正しいなら、ご新規様が一番最初に読むのは最新話。
そうなると、複数話越しの伏線って機能しないんじゃないですか。
少なくとも、急に最新話を読んだ方には、何のための描写か意味不明ですよね。
伏線とかは一話の中で小さめに使って、一話の中で物語に起伏を作ってやるのが正解なのでしょうか?
そして、次に読むのが第1話。
そうなると、書く方は第1話から順番に書くわけですが、読者は最新話から第1話の順番で読む。
それなら、逆に最新話に第1話につながるネタを入れておいた方が、効果的なのではと思うのです。
逆向きの伏線とでもいいますか。
第1話を読んだ時に、なるほどね、となる最新話。
これ書けたら、ご新規様も常連さんになってくれるのではないでしょうか。
まあ、そんな第1話書くとなったら、相当考えて、練らなくちゃ無理ですけど。
だって、最新話は連載終了まで、毎回毎回更新されていくわけですよ。
毎回、第1話に関わる伏線が出てくるわけです。
それに耐えるだけの第1話ってどうすりゃいいやら。
ただ言えることは、設定の羅列やら状況説明だけでは話はならないだろうなということです。
今後のヒントをふんだんに散りばめ、主人公とその境遇を気の利いた感じで紹介しつつ、限られた情報で世界観も掴ませる。
そんな第1話を私は書きたい。
少なくとも、考えなしに勢いだけで書いた『ぼくらの、「新世界」を創ろう』の序章は、上記のような第1話ではなかったですね。
ということで、今回は第1話はしっかりと後々の展開を考えて、それに耐えうる強靭さと、うきうき感を併せ持ったものにしましょうねという話でした。
良く考えれば、第1話って小説の玄関ですもんね。
玄関が適当なお店に入りたいかと言われれば、初見なら足踏みしするものです。