表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/55

53 なんだって?通信障害とは怖いいも?


「ものすっごくお久しぶりだのう。


ちょいと違う所に投稿しなおしとったんじゃと・・・


ほぼ読んでくれる人がいねえって・・・あたしの話をきかねえってことかい!!あたしゃ怒るよ!!」



ということで、ちょいと昨日大事な電話が繋がらないって事があったんだそうだ。


他は使えるのにそのひとだけ・・・


・・・はっまたあたしを乗っ取ってるね?だれだ?






 どっこいしょ・・・とことこ・・・



おやあ?

 

「よしこ、なにしてるんだ?」


 げっ


「なんかいったかい?」


「なんにも・・・」


「何をそんなに黄昏れているんだい?」


「電話が来ないの。」


「電話?」


「待ち合わせの時間になったのに来ないの。」


「だれが?」


「焼き芋の屋台よ。」


 おお。そう言えば、弟が焼き芋屋を始めたんだったな・・・




「注文が来てるのに、電話しても繋がらないし・・折り返しも来ないのよ・・・・」




 たったっったったっっっ・・・



 おや。あっちから来るのは・・



「あ。たかちゃああああああん。」


 コンビニ店員たかしだ。何を焦っているんだろう?


「よしこちゃん。通信障害だよ。」


 つうしんしょうがい?


「それはなんだ?」


「出たな、妖怪・・・じゃないきよこおばあさん。」


「たかちゃん、障害ってどうすればいいの?」


「いや、今あたしが質問してるんだが・・・」


「通じないんですよ。」


「通じねえ?」


「ああ。この妖怪にも通じねえ!!」


なんだって?


「別の通信手段があれば良いんだが・・・」


「あ。あの子もタブレット持ってるわ。」


「そこに連絡できるかい?」


・・・・・・無視かい?無視なんかい?







 おやおや。普通の会話じゃねえか。ちゃんと話が出来るんだなあ。



・・・



「話が続くようだし、あたしゃ失礼するよ。」





とことこ・・・



おや?



「電柱でござる。通信障害で生涯になりそうでござる。」


「意味が分からんわ。」


「さっき、しんちゃんから久しぶりに電話が来たのじゃ。」



・・・・



「ええええ(゜Д゜)」


 そりゃ怖ええええ・・・霊界から電話が来るのが通信生涯なのか?


「たまに白い犬からもかかってくるのじゃ。何か知らんがわんわんちゅうてな。」


 犬とな?なんとまあ・・・



「誰の電話に掛かってくるんだい?」


「たろうの携帯じゃ。」



・・・・たろうの?あんなにちいせえのに持たせてるのか?変だぜ?


「たろうのはおもちゃ箱にいつもはいっとってなあ。拾い出してつこうてると、おこるんじゃ。」



なんだ。おもちゃか・・・


「あれを使うとしんちゃんとこに繋がるんじゃ。討ち入りの相談もちゃんとしたぞ。」


・・・まだ討ち入りにこだわってんのかい・・・


「決行は15日じゃああ!!!頼子めええええ!!!」




 あれあれ・・走ってちゃった・・・頼子の所に討ち入りするんかい。返り討ちに遭うのが関の山だろうに・・・


 頼子に教えとこうか・・・いやいや・・・こっそり見ていた方が面白そうだのう。



 通信生涯ったあなんだ?通信だから、霊界と繋がったのけえ?生涯霊界と話せる特典が付いたって事かあ・・源爺、すげえな・・・



 とことこ・・・おや?また・・・





「大損だわあ。」


「なんてこった!!」



 わ~~~んわ~~~~ん


 にゃああにゃああ



 え~~んえ~~ん


 わあわあ


 焼き芋の屋台の前で泣く男女と犬と猫・・・・・・面倒なことになりそうだ・・・こそこそ・・・



「あ。妖怪じゃない、きよこ婆さん。」

 見つかっちまった・・・



「おほん。どうしたい?」


「どうしたもこうしたも・・・電話が繋がらなかったおかげで焼き芋100本売り損ねたんですよ。」


「おやおや・・・」


「この芋をこれから売って歩かなくちゃ・・・」





こそこそ・・・



「買ってくれませんか?」



ぐいぐいぐいっとな


 迫ってきたあ!!!♡

 

・・・だが・・・いくらいい男でも鼻息が荒いぞい!!


「・・・・ぐううう・・・しかたねえ。4本おくれ・・・・」



・・・




とことこ・・・偉い散財だったぜ。



まあいいや。あったけえ・・・芋でも持って松江婆の所に行くか・・・・







ごめんよ。


「ゴメンですめば、けーさつはいらないよ!」


どっかで聞いたことあるな。



「なんだ。きよこ婆か。」


「松江婆いるかい?」


「ああ。松江婆、きよこ婆だよ~~」



おや、今日は素直に呼んでくれるね。




「おおきたか。まあ芋でも食いな。」




あれあれ?


「さっきよしこに売りつけられたのよ。」


ざるに山盛りも・・・・・  


「何でも通信障害で売りに来たんだとさ。」


おやおや・・・だがここでださねえと一人で食うはめになるわ


「あたしも持ってきたんだよ。」


「おやおや・・・・」





・・・・・・



 もぐもぐ・・・

 

 もっと食えって?


そりゃあ無理だよ。まあ食え・・・




・・・・・




「み・・・み・・・」


「水を・・・み・・・」



うぐうぐうううううう




「松江婆?きよこ婆?」




ぴーぽーぴーぽー




「芋を喉に詰まらせたって?ちゃんと水とかお茶を飲みながら、少しずつ食べてくださいよ。お年寄りには危ないですからね。」



「お騒がせしました。」


「正月の餅にも気をつけさせてくださいね。」


「はい。」




・・・・いやあ。ひでえめにあった・・・通信どころか自分が霊界に行く所だったわ・・・当分芋はいいわ・・・通信障害怖い・・・




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ