27 町内旅行
で、今日は町内会の旅行なんだが
あ?ねっきょうそ?
あたしが何を言っても拍手。
しまいには胴上げまでされそうになっちまったよ。
なんまいだぶ・・・・
「おーい!!!
こっちだぞ~~」
ってこのバスかい?
「きよこばあさんはこっちのでっかいバスで。しんちゃんも待ってるから。」
あああ?バスの中でなんかやれってのか?
おや。杉婆と松江婆。
かぶりつきかい?
す○○っ○ショーじゃねえからそんなに身を乗り出すと危ねえぜ!
あ?
行ったことあるかって?
うちのバカ亭主が源爺たちと一緒に行ったって聞いたことがあるぜ。
「あぶぶぶあっぶう・・・・・・」
あれ?
源爺? いたんかい?
「あんたさんどなたさんですかいの?あたしゃ源爺なんて名前じゃありませんよ~~」
わっはっはっはっは いいぞ~~ 源爺もユニットに入れよ~~
なんかわけのわからねえことになっちまったな。
・・・
・・・・・わはははは・・・いいぞお・・・
ふう・・・
「皆様。バスがヨーグルト工場に到着しました。」
「あ・・・あ・・・・これ!
押さないで、 慌てないで降りてください!!!」
ふう!!!!
ひでえ目にあった。
試飲できたけどよ。安いのが買えなかったぜ。
おい。しん、
何か買えたか?
試飲もできんかったってか?
「ばばあパワーはんぱねえ・・・・・・・」
おめえ目がしろくなってるぜ。
・・・・・
「次はお待ちかね、コロリ観音です。」
誰がコロリ行くんだ?そりゃあ・・・
潔くいってやるわい
イヤ・・・別に今逝けというわけでは
いや逝くなら今でしょう?
古いぜ。しんちゃん。
あんたさんどなたさんですかいの?
ついに来た。コロリ観音・・・・
これが・・・・でっかい観音様だのう?
あ?1本の木で掘られてるって?
すげえ・・・
しんちゃんもしっかり拝んどき。いつ何時逝っても良いようにさ・・・
「いや・・・今は考えたくありませんよ。」
なに。あっという間にあたしの年になるさ。
「げげげ・・・」
おや。町内会長。あんたの方があたしに近いんだ。ちゃんと拝みな。
「はいはい・・・」
なむなむ・・・
あれ?観音様ってぇのはなむなむでいいんかい?
「さて?」
おやおや・・・
「お金があちこちに置いてありますね・・・」
いいか。しんちゃん。よく聞きな
日本人は、ぜ~~~~~たいこういうのは盗まねえんだ。
「すばらしいですねえ・・・」
・・・・・
「へえ?」
おい。源爺何持ってる?
「はい?あんたさんどなたさんですかいの?あたしゃお金が落ちていたんでけーさつに・・・」
「って言ってる割に懐に入れてねえか?」
「は?あんたさんどなたさんですかいの?ドナタさんも失礼しますよ・・・」
ぼこっ
しまった。思わず殴っちまった・・・
「ああああ・・・源爺が気絶しちまった。」
大丈夫だ。町内会長。あたしが見てるからあんたはコロリを見ておいで。
「頼みましたよ・・・」
・・・・・・
「はっ」
源爺気が付いたか?
「はい・・・ここは地獄ですかいな?」
「なんでだ?」
「きよこばばあがいますもん・・」
むき~~~~
何だかあんまり良い気分のしねえ町内旅行だのう?
・・・・
僕は存在価値を考え直したくなりました。
あたしガイドやめますぅ
おや。バスガイドさん。やめちゃいかん。これを乗り越えてこそ立派なバスガイドになれるんじゃあねえか。
でもぉ・・・爺さん婆さんおばちゃん達の群れがあ・・・
僕もそれは思いました。
何か二人で意気投合してるぜ・・・
次は温泉だよ
ついてこれるんかい?
「僕はもう帰りたいですう」
「お待たせいたしました。温泉・・・・」
「わわわわわー」
「最後まで言わせてくださーい!」
・・・・・・ダメだ
ガイドさん、 大丈夫かい?
「私はもうガイドやめたい」
「僕は降りたくない」
これは困ったね
「何してるんだい?余興が始まっちまうよ。」
はあ?余興がもさせるんかい?
「だからタダで参加させてるだろうが。」
なんちゅうこった!!!気づかなかったわい!!!
ただはいかん(-_-)ただは
しんちゃんも大丈夫かのう?
僕は年寄りには勝てません
おばちゃんにも勝てません
ダメな子です
なに黄昏てるんだ?
・・・・いやあ。大変な夜だったぜ。
ふう。日に日にあたしと遊んでくれる人が減ってるってえ?
晃,おまえ手抜きしてるだろ?
いえいえ滅相もありません。ってそりゃ前のお題だあ。
明日は本格的にぼおいふれ・・
いえいえ滅相もありません。
何が言いたいんだあ!!!
明日はお休みします。
・・・あ・・そ・・・




