21 明日はお休みします
晃君,あたしの話をよく書くねえ。
あたしの話がそれだけ魅力的って奴かい?
なに?10人位しか読んでくれてないって?
そんな馬鹿な!!!あたしみたいな魅力的なババアは,そんじょそこらにいねえはずだがねえ。宣伝が足りねえんじゃねえかい?
ほ~おまえがしろとな?よ~し。
そこのあんた!!!今読んでいるあんただよ!!!
もっと周りの友だちにあたしのこと宣伝しとくれよ!!!
作者はほんとにふがいない上に,甲斐性なしだからね!!!
あんた達だけが頼みの綱だよ!!!
あああああ
昨日は酷い目に遭ったぞい。
まさかなあ・・燃えちまうなんてなあ・・・
とことこ・・・・
おや。源爺,どうしたね?
なに?
ぼや騒ぎの見物に来たって?
あんたあたしをからかってんのかい?
ぷんぷん・・・
久しぶりに松江婆の所に行きてえが・・・お盆とやらで客が多そうだよなあ・・・
ん?気のせいか人が多いような???
はいごめんよ・・・
なんだこの婆・・・人を押しのけてよぉ
しっ、この人きよこばあさんよ。
ああ例の?
ほっときなさいよ。
気のせいかのう?何やらシツレイナコトを言われたような・・・?
いえいえ・・気のせいですよ。
で、なにがあったんだい?
これからですよ。
これから何があるってんだい?
ご当地アイドルが来るんですよ。
へえ。
それで、カメラぶら下げたわけえ男がやたらといるのは何故けえ?
そりゃあ撮影したいからですよ。
誰を
アイドルに決まってるじゃないですか。
へえ。
・・・・・・・
来ないのう?
来ませんねえ・・・
・・・・・・・
来ないのう?
来ませんねえ・・・
・・・・・
来ないのう?
来ませんねえ・・・
「お~い!!!くるんかい???」
「がせじゃあないだろうなあ!!!」
なんか若い奴らが騒ぎ出してるぜ。ついに始まったか?
ち・・・違いますよ。アイドルが来なくて、皆怒り出してるんですよ。
おやおや・・・
・・・・
「はやくしろ~~~」
「れいこちゃ~~~~ん」
・・・
しかたないのう・・・
ちょいとごめんなさいよ・・・
「あんたがここの責任者かい?」
「・・・この婆・・いつの間に?」
「何か失礼なことを言ったかい?」
「いえいえ・・・滅相もありません・・・」
「向こうで若い奴らが騒いでるんだが・・・」
・・・・・
「・・・たった今、連絡があって、来ないことになったんだよ。急に腹痛だとかでな・・・」
「皆にさっさと言えば良いだけだろ?」
「あんなに興奮してるのに・・・怖くていえん・・・」
おやおやしゃがみ込んじまった・・・よおし
あたしに任せときな・・・
・・・・・え・・・えええええ・・・・・ええ!!
「ほれ。さっさと、あなうんすしな。」
「え・・・いうんですか?いやだなあ・・・」
・・・
「おまたせしましたあ!!!!
ごとうちあいどる、にゅうすたあ!!!
きよこばばあ!!!」
え?
ざわざわざわ
「なんだって?」
「れいこちゃんはどうなったの?」
「は~~~いいはいはいおまたせしましたあ~~」
・・とことこ・・・
はいよ。またせたねえ。
あたしゃきよこばばあだよ。
きょう,でびゅうしたてのほやほやばあさんだよ。
いやあ・・・こんなぴらぴらした服着るのは70年ぶりかネエ。
そこのめがねかけたお兄さん。
上がりなさい。え?遠慮するな・・・
ずるずる・・・こけ・・・
ははははは
・・・・・・・・・
あたしゃ彼氏募集中でねえ
遠慮します。
遠慮なんていらねえよ。
嫌、いります。
いやいりってなんだね?
いやいり・・・いやいやいや・・・
何?なんだって首をぶんぶん振ってるんだい?
いやいやいいいいいい
なにいってんだかねえ。
ぼかっ
ぐえっ
わははははは・・・
いいぞぉ
・・・・・・・・
時間いっぱい乗り切ったぜ。
どうよ?
ありがとうございました。
ただの意地悪婆さんじゃなかったんですね。
そりゃどういうこったい!!!
いえいえ・・・ありがとうございました。
御礼はこの兄さんに言いな。
そうですね。ありがとうございました。
お兄さん。強力ありがとうよ。
何泣いてんだい?
引っ込み思案な僕をこんなにしゃべらせてくれてうれしいって?
・・・
え?僕とコンビを組んで漫才デビューしませんかって?
そりゃ・・・
ふう。日に日にあたしと遊んでくれる人が減ってるってえ?
作者、おまえ手抜きしてるだろ?
いえいえ滅相もありません。ってそりゃ前のお題だあ。
明日は本格的にデビューのことを書くんだろ
いえいえ滅相もありません。
何が言いたいんだあ!!!
明日はお休みします。
・・・あ・・そ・・・




