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Re:LIGHT  作者: アレテマス
第一幕
47/144

24話【次世代の幕開け】


 TMAの事故が起きてから一週間が経った。世間ではこの一週間、様々な事があった。


 まずは人々が待ち望んでいたSunnaからの声明があった。今回怪我をした細田はSunnaの関係者である事、双葉については事態が落ち着いた頃に改めて報告をする事を発表。人々は、まだかまだかと双葉のコメントを注目していただけに、この対応には批判の声が相次いだ。


 同じくTMA運営側は事故の調査を行い、原因は予想されていた照明を支える固定ネジによる締め付けの甘さだった。現在は、当時照明付近を担当をしていた丸印建設の従業員に聞き込み調査をしているらしい。本社にも取材をマスコミが集まり対応に追われているようだ。


 黒木はというと諦めきれず何度も双葉に連絡を続けた。既読も付かず、折り返しの電話も返ってこない、

彼が出来る限りのことを続け、双葉と話せる事ができればと試せる事を試し続けた。Sunnaの事務所も再び訪問しようかと考えたが、マスコミがまだ張り付いてる可能性もありジュリから来ないように言われた。


唯一の情報源であるジュリからは


「双葉先輩の事、何か分かれば直ぐにお伝えします」

 

と言われたものの、彼女は漸く入ってきた本業の仕事に専念する為リコリスを暫く休む事となり、姿を表さなかった。一応連絡先を入手したものの、此方も反応はないままである。



 休日の昼間。自宅で何もすることなくぼーっとソファに座りテレビを見つめる黒木。楽しく感じていた日々は双葉への不安で潰され、以前のような生活を送る。高田に気分転換にバラエティ番組を見ろと勧められ現在進行形で見ているものの、全く頭に入ってこない。


黒木

「…ハァ」


深い溜息を吐き、頭を抱えて俯く。何もない日々に満足していたはずなのに、今の心は乾き切って退屈を感じている。こんなに何もないことをつまらないと感じたのは初めてだった。


 すると、突然バラエティ番組から緊急ニュース速報の音が鳴りテロップが表示される。その音に反応して彼は顔を見上げて文章を見ると、その衝撃の一文に目を見開いた。


▽緊急ニュース速報▽

トップモデル【桜井 双葉】さん、Sunna事務所退職

モデル活動の引退を表明


黒木

「なっ…!!」



………



PM14:00 記者会見会場


KENGO

「本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます」


そう言って多くのメディアに囲まれ深々とお辞儀する。隣には秘書が付いているが、肝心な双葉の姿は何処にも見当たらない。


 誰もが注目するこの会見、頭を上げたKENGOに早速一人の記者が手を挙げて質問を始める。今の彼等には1秒たりとも惜しいと思い、聞けるものは全て聞こうと必死なのだ。その証拠に彼等の目はギラギラと血眼でKENGOを見る。


記者

「ヤマテレビの横山です。ここにいる他の方も聞きたいと思うので私から言わせてください。この記者会見は双葉さんの引退について急遽開かれたものだと聞いて来たのですが…双葉さんご本人が不在なのは何故でしょうか?」


他の記者達も頷き誰もが気になっているのがわかる。KENGOは冷静に落ち着いた声で、机に置かれたマイクを口に近付けて答える。


KENGO

「その件ですが…彼女の退職が決まった事以外お伝えするものがない為、今回この場に彼女は呼びませんでした」


記者

「…ハァ?」


彼の意味不明な返しに記者達は騒つきだす。しかし、KENGOは何も焦る事もなくハキハキと喋るのを止めない。


KENGO

「今回の双葉さんの退職は、一週間前に彼女から電話越しで伝えられました。内容としましては詳しくは言えませんが、ご自身の判断で決めたものになります」


記者

「何故詳しく話せないのですか?」


KENGO

「Sunnaはモデル一人一人を大切にするのを社是にしております。退職理由はご本人の希望で公開しないよう告げられましたので、我々は双葉さんの意思を尊重してお答えが出来ません」


そう言うとKENGOはふと一週間前の電話内容を思い出す。


………


「待ってくれ双葉ちゃん!いきなりどうしたんだ!?」


『ごめんね…でも、もう私はモデルとして頑張れないと思う…』


『…私は、みんなに愛されたくて、ここまで頑張って来た。私を愛してくれる人は、私と一緒に喜んだり悲しんでくれたりして欲しかった』


『…でも、みんなは違った。誰も細田さんの事を気にしてくれない。ずっと私だけを注目している。…そんなの私が求めてる【愛】じゃない』


『我儘を言ってるのはわかってる。社長も聡ちゃんも精一杯支えてくれた事は本当に感謝している。…だけど、もう無理なんだ。みんなが求める姿にもう戻れないと思う…だから、ごめん。もう私の事は忘れてほしい、最後の頼みだから』



『……社長、今までありがとうございました。記者会見で私の【嘘】を話してくれても大丈夫だから。みんなを裏切るせめてもの償いに、私がみんなに見せてきたのは【嘘】だった事を公表すべきだと思う……ここまで付き合わせちゃって、ごめんね』


「待ってくれ双葉ちゃん!!落ち着いて聞いてくれ!!」


『……』


「…君が世間の目に気を病む気持ちはわかる。世間は君の【完璧な姿】だけを見ていたいからね。だけど、君には俺や聡君、そして細田さんもいるじゃないか!辞める事なんてないよ!」


『……』


「それに細田さんは生きているんだ!一度、細田さんのお見舞いにでも…!」


『……細田さんが生きているとしても、それはきっと体がボロボロでマトモな体じゃなくなってるんでしょ?目の前で潰される瞬間を見たから、それぐらいはわかるよ』


「…っ…それ…は…」


『……細田さん、引退したら本屋を建てようと考えてたんだって。…私、大切な人の夢……壊しちゃったな……私にはもう、細田さんに会う資格すらないよ』


「それは違う!双葉ちゃんは何も悪い事をしてないじゃないか!…ああ、ダメだ!双葉ちゃん、一旦出会って話し合おう!これは君を会社から離したくない意味じゃなく、君自身を心配して…!」


『……さようなら、社長。会社の人達にも伝えておいて』


ブツッ


「…双葉ちゃん?…もしもし!双葉ちゃん!!……っ、そ、そんな…」 


「…君に信頼されないなんて…俺は……」


……

………


彼女は自身の【嘘】を世間に晒しても構わないと言った。しかし、そんな事をすれば双葉へのバッシングが酷さを増すだろう。


 KENGOの思いは例え彼女に黙秘を頼まれなくとも、初めから公表しない事を決めていたのだ。それが、自身の命を危険に晒してまで双葉を助けた【細田の意思】に繋がるからだ。


 そんな彼の思いも知らず、記者達の批判の声は増していく。口調も荒くなっていこうとも、彼は少し足りとも引かなかった。


記者

「会見にも現れないのはどうかとして…日本を代表するモデルだったのなら、せめてファンや我々に向けて一言あってもいいのではないでしょうか?」


KENGO

「申し訳ありませんがそのような言葉も預かっておりません」


記者

「どういうことですか?それならMLとの契約の話はどうなるのですか?」


KENGO

「それに関しましては契約を辞退する事となります」


記者

「さっきからあまりにも勝手すぎやしませんか?!これじゃあまるで、日本中の人々を裏切ったようにしか思えませんよ!」


記者達の声は荒げ、KENGOを批判していきフラッシュの点滅も激しさを増す。彼等の声がどんどんと大きくなっていく中



バンッ!!



KENGOは両手で机を強く叩き、無理やり彼等を黙らせた。


KENGO

「私が皆さんをここに集めたのは、たった一つのお願いをお伝えしたいからです!」


記者

「お願い…?」


KENGO

「今回の事故は、モデル達の祭典にて起きてはならない悲劇でした。…ですが!その中でも一番悲しんでいるのは双葉さんなんです!!彼女が大切にしていた物が、たった一夜にして全てを失ったのです!これがどんな気持ちか貴方達には分かりますか!?」


KENGO

「そして退職した双葉さんはもう【パーフェクトモデル】ではなく、一人の人間に戻ったんです!!今は双葉さんを、【完璧な存在】ではなく、【普通の人間】として見てあげてください!」


KENGO

「もうあの子から【完璧】を求めないでください!!私からは以上です!!」


そう言うとKENGOは深々とお辞儀を済ませ、席を立つ。


記者

「そんな勝手な事言われても困ります!」


記者

「社長である貴方が答えなきゃいかんでしょ!!」


記者

「私達には【パーフェクトモデル】の真実を報道する必要があるんだ!」


沢山のフラッシュが焚かれ、記者達から罵声を浴びせ続けられても、KENGOは顔色一才変えず秘書を連れて会場を出て行く。


後からついてくる秘書は溜息を吐く。この判断は必ずSunnaにとって炎上する事態になるのだと分かっているからだ。


秘書

「本当に良かったんですか?社長」


KENGO

「批判を全部双葉ちゃんから、俺に向けるにはこの方がいいよ。今は少しでも双葉ちゃんからメディアを引き離さないと…それに…」


KENGOはスマホのつぶグラを開くと、会見のLive映像のコメント欄には批判の声も多いが、双葉の容態を心配する意味で、社長の言葉に賛同するコメントも見受けられた。


KENGO

「全てが悪い方向に進んでいるわけじゃない」


彼はスマホをポケットに戻し、待ち受ける記者を避けながらSunnaへと戻るのだった。



 KENGO社長の会見はテレビでは生中継、WeTubeでは生配信が行われ一斉に人々へ広がる。


 KENGOの対応に社長としてどうなんだと批判の声は大きく、これには各メディアも取り上げSunnaへのバッシングも大きく広がっていく。中にはKENGOの会見を面白がって、編集する悪趣味な人間もいた。


 しかし、彼の思いに双葉へ対するメディアの行動を問題視する人々も現れ、これに対して警戒するマスコミも行動を抑えるようになった。少なからず、KENGOの狙い通りにはなった。


 それでも双葉が住むマンションへ頑なに執着するマスコミもまだ残っている状況は続き、Sunnaの関係者が彼女の元へ向かうのも難しいままでもあった。


「…ケンちゃん、言ってる意味がアティシにはわからないのだけれども?」


この状況に荒れた口調で話すのは聡だった。会見から数日後の今日。聡は社長室に呼ばれてここに来たわけだが、明らかに苛立っている。


 KENGOは机の上に肘を置いて手を組み、落ち着いて話を続ける。


KENGO

「そのままの意味だよ。君には今後双葉ちゃんには接触しないでほしい」


冷静に話す彼に聡は近付いていき、バンっと机を叩く。彼がこうするとわかっていたのだろう、机を叩かれようとKENGOは動揺する気配がない。


「今のあの子には誰かが近くに居てあげないといけない状況なのよ!?分かってるの!?」


KENGO

「分かっているとも。だけど、君は双葉ちなんの専属関係だとメディアには知られている。今の君は何処から監視されているかわからない。双葉ちゃんのマンションに向かうには、あまりにもリスキーすぎるんだ」


KENGO

「他のスタッフを代わりに行かせようとしても、Sunnaの雇用人数はかなり少ないからね…最悪全従業員を覚えられてる可能性もゼロとは言えない。メディアが双葉ちゃんの近くを探し回ってる限りは、当分近付くのは止めておいた方がいい」


俯き気味に話すKENGOに、聡は背を向けて部屋を出ようする。


KENGO

「聡君!」


KENGOは顔を上げて彼を止めた。聡はドアノブに手をかけて立ち止まり背を向けたまま話す。


「アティシにはそんなのどうだっていいわ。双葉ちゃんが寂しい思いをしているのに、放っておくなんてアティシが許さないわ」


KENGO

「…俺だって直ぐに会いたいんだ!!」


後ろから聞こえてくる荒げた声に、聡はゆっくりと振り返るとKENGOは手を震わせ俯いている。そして彼の表情を見ると、聡にはKENGOの感情が漸く理解出来た。俯いてよくは見えないが、確かに泣いているのである。一人一人大切にしてきた社長として、何も出来ない無力さを感じているのだろう。


KENGO

「双葉ちゃんがSunnaの人間じゃなくなっても心配するに決まってるじゃないか!モデル一人一人を大切にするなんて偉そうに言って、何も出来ないこの無力さが悔しくて堪らないよ!!」


「…ケンちゃん」


ドアノブを握っていた手を離し、彼の前にまで聡は戻ってくる。彼は涙を見えないように拭いて呼吸を整えると、ゆっくりと顔を上げて聡を見つめる。


KENGO

「これ以上メディアに目を付けられないようにする為にも、今は我慢するしかない。…分かってくれ、聡君」


真っ直ぐな眼差しに一度は目を逸らすも、聡は溜息を吐いて腰に手を当て見つめ返した。


「…分かったわよ」


KENGO

「……ありがとう。…それと、聡君にはもう一つ頼みたいことがあるんだ」


「?」


KENGO

「双葉ちゃんがSunnaから居なくなった今、次に会社として押していきたいのは春香ちゃんだ。そこで、君には今後春香ちゃんの専属になってもらいたいと思っている」


KENGO

「君の技術があれば、春香ちゃんの魅力を惹き出すのも容易いだろう。そうなれば世間からの注目も跳ね上がり、【パーフェクトモデル】を継ぐ新たなモデルとして名を残す事も考えられる……どうだろうか?」


彼の提案に聡は、迷うことなく真顔でキッパリと答える。


「嫌よ」


KENGO

「……」


「忘れたなんて言わせないわよケンちゃん。アティシがSunnaに入ったのは、双葉ちゃんのファンタスティックな魅力に取り憑かれたからよ」


「だからそれ以外の事はどうでも良くて、双葉ちゃんが居なくなったから代わりの子を支えろだなんて、アティシにとって契約違反だわ。お断りよ」


KENGO

「…そっか。それなら構わ…」


「…なーんて、一昔前のアティシなら言ってたでしょね」


KENGO

「…えっ?」


聡は面倒くさそうにしながらも、優しい声で答えてくれる。


「生憎、アティシもここの良い子ちゃん達に情が湧いちゃったし、双葉ちゃんから教えられた事も沢山あったわ。…このまま恩を仇で返すのはファンタスティックじゃない。ケンちゃんの頼みなら、引き受けてあ・げ・る♡」


そう言うと聡はドキツイウインクを見せて、ずっと暗い表情だったKENGOを少し笑わせた。


KENGO

「…本当にありがとう。聡君」


「その代わり、今度お寿司奢ってよねーん?」


KENGOは立ち上がり手を差し出すと、聡も頷き手を出して握手を交わす。新たな契約の成立には男の友情も相まっているのであった。



 Sunnaの一連の騒動には周りのモデル事務所も大きく影響を受けた。海外に行く理由で日本に居なくなったのではなく、退職の形で辞めても双葉が業界から居なくなったことに変わりはなかったからだ。


 特に【グッド・スター】【Cinderella Production】【元山興業】からは最も注目されている姫川、RABi、難波をより押していく体制へと変える。空いた玉座に次は誰が座るのか、世間の人々も彼女達に注目して話題を呼んだ。


 そしてこの騒動はSunnaの内側でも影響があった。春香は彼女の突然の引退に悲しみ何日も泣き続けた。こんな形で別れたくなかった、何故一言も相談してくれなかったと只管に悲しみ続ける。この時はまだ、KENGOからSunnaのアイコンになる提案を聞かされておらず、自分が双葉の跡を継ぐ事を知る由もなかった。


 一方、ジュリは双葉の退職を喜ぶSunnaのモデル達と揉め合った。双葉の心境も知らずに嬉しそうにしている連中が気に入らなかったのだ。しかし、周りに噛みつきかかる彼女に内部から批判の声が強まり、KENGOは止むを得ず、謹慎処分として1ヶ月の自宅待機命令をだした。荒れに荒れたジュリはその後リコリスにもSunnaにも姿を現さず、誰も行方がわからなくなってしまった。



 一つの時代が終わり、新たな時代への始まりを告げる。


 そしてそれは、一人残された黒木にとって苦難の道となる。





 会見から一週間後。Sunnaの社長室ではKENGOがパソコンの前で、フォーマルスーツを着用して険しい表情で座り頭を下げていた。画面の先に映っているのは、品の良い格好をした白髪の老婆。


 彼女こそは世界のML(マリールブラン)の現社長であり、今回双葉の独占契約の話を持ち込んだ本人【セリーヌ・モレー】である。双葉の突然の退職にKENGOはリモートで謝罪をしている最中であったのだ。


KENGO

「本当に、申し訳ありませんでした」


目を瞑り、深々と頭を下げる彼に、セリーヌは真摯に向き合いながらも優しく微笑み彼に語りかける。世界レベルの社長は、日本語も流暢に話す。


セリーヌ

『顔を上げてくださいKENGO社長。今回の事故は誰も予想が出来なかったものなのです。そのような事故に巻き込まれながらも活動を続ける方が、彼女(フタバ)にとっては辛い選択だと私は思います』


彼女に言われゆっくりと顔を上げるKENGOの視線は下を向いたままで浮かないままである。


KENGO

「ですが…我々はMLのアプローチを裏切る形となってしまいました。それに双葉のメンタルケアも碌に行うことが出来ずに…私は社長として…」


セリーヌ

『KENGO社長。私の目を見てください』


KENGO

「…?」


そう言われてKENGOの視線は上を向き、セリーヌの目を見つめる。歳をとった老婆の瞳は濁りながらも真っ直ぐとKENGOを見ていた。


セリーヌ

『貴方の会見、見させてもらいましたよ。貴方の言葉に日本の多くのメディアが批判していますが…私は素晴らしいと思いました』


セリーヌ

『双葉は【パーフェクトモデル】であり、我々に希望を与え続けてくれます。ですが、彼女も一人の人間である事を忘れてはならない。そんな貴方の言葉は正に、一人の人間を尊重して守るものでした』


セリーヌ

『自分に誇りを持ちなさい。貴方は社長として、とても立派な事をしたのですから』


KENGO

「……っ」


セリーヌの言葉が胸に刺さり、KENGOの目から自然と涙が零れ落ちる。


KENGO

「ありがとう…ございます…!」



自分の思いを受け入れた人間が居ることを、彼は声を震わせ振り絞り、心の底からの感謝の言葉を送るのであった。


次回はRe:LIGHT第一幕の最終話となります。お楽しみください。

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