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第零夜 『始まり』

今僕はホテルにいる。

そう、ホテルだよ。もちろん女の子と一緒に。

その女の子は僕の大好きなまな板で、結構口調から察するに天然な雰囲気が出ている。

さらに顔はと言うと面食いな僕を満足させるほどの可愛さである。ほんとに童貞捨てたい。

なんでこんな状況になったかよく分からないが、女の子が言うには

「わたし性欲強くて催眠術試してみちゃったの、、、えへへー」

だそうだ。クソ可愛い。

今すぐにでも襲いたいけど、この可愛い笑顔を眺めていたいという思いもある。

生まれてこの方非モテ体質などというデバフを背負って生きてきたからこんなキモい考えになるのも致し方あるまい。

女の子と他愛も無いことを数十分話して、

(...僕の童貞すてられなかったなぁ)

などと後悔していると突然女の子が僕の腕を華奢な手で掴んでこう言った。

「そろそろしよ?......///」

その一言で僕の如意棒は既にそり立っていたにもかかわらず、さらに膨らんでいった。

興奮が収まらない下半身を隠すように、僕は平静を装って女の子に聞いた。

「ところで催眠術ってどうやるの?」

女の子はためらう様子を見せずにあっさり教えてくれた。

「まず催眠かけたい人の事を考えるの。

そのあと眠れ眠れーっていう風に念じるんだってwバカバカしいよねw」

口調がいちいち可愛い。

ところで眠れ以外にも念じれば思い通りになるのだろうか...

そんな疑問は服を脱ぎ始める女の子を前に消え去ってしまった。

(あぁこの子の髪、すっごいサラサラしてるなぁ、)

そんなことを思っているとベッドに座っている僕を上半身をあらわにした女の子が寝かせてきた。女の子も勢いで僕と向かい合う向きでベッドに寝ていた。

この子はやっぱり可愛いと思う。なんで僕なんかとしたかったのだろうか…

そうこうしていると女の子は

「おーい生きてる?w下はキミが脱がせてよーw」と言ってきた。

僕はわかったとだけ伝えると今まで毎日欠かさず見てきたAVのテクをフル活用して、女の子を抱き締めた。

30秒ほどすると女の子から聞こえてきた心臓の音も落ち着いてきたので、ゆっくりキスをして、女の子の華奢な体に似合う水色のパンツを脱がせた。

女の子を見ると、顔が赤くなっている。

僕は女の子を落ち着かせようと

「催眠術してみるねw」

などと冗談めかして言った。

すると女の子は意外なことに真面目な顔で「催眠でなにしたいの?......///でも、まだ心の準備ってものが...」

と上目遣いで話しかけてきた。

僕は秘密とだけ答えて女の子に教えてもらった方法を試した。

女の子は目を閉じて何も話さなくなった。

僕は緊張しつつ女の子の胸を服のしたから撫でるように触った。全く反応がない。

このことから興奮状態にある僕の脳は尋常ではない速さでこう結論づけた。

「_______________今なら、ヤれる。」


さて、どこから味わわせてもらおうか。

定番の胸やアワビなどは僕の信条に反するので問題外だ。しばし考えて、とりあえず彼女の指でもしゃぶってしばらく音ゲーできない指にさせておこうと決めた。

華奢な指。骨の感触が舌に伝わる。彼女の身体を指先で舐めるように撫でる。やはり綺麗だ。ずっと触っているのにまだ起きない。

このなんとも言えない征服感が心を満たしてゆく。彼女が純粋な顔で寝息を立てているのを見るといてもたってもいられなくなって抱きしめた。とても可愛い。この感情、正真正銘の愛とはこれなのかと感じた。可愛いからヤリたいなんてことじゃない。1人の女の子に対する愛なのだ。

今までに抱いたことの無い感情を押し殺せる訳もなく1人で悶える。

そんな幸せに包まれて寝てしまった。

起きると時計の短針がちょうど4分の1回回ったようだった。もしかしたら効果切れかと思い、一応乳首をいじってみる。やはり反応はない。そろそろ本番に挑みたいと思い、彼女のピンク色のアワビに手を伸ばす。思ったよりスムーズに指が入り込んで言ったので驚いた。指が全方向から優しい圧をかけてくるのを感じる。この優しい感触がこの女の子の優しさなのかと考えているとだんだん指がぬるぬるうごくようになってきた。そろそろいいかと腰に手を伸ばすが、パンツの感触がない。下を見ると既に脱いでいた。誰も見ていないのに恥ずかしくなって顔が火を噴く。

本当に、本当にいいんだな。

本当にこの子に挿れていいのだろうか、汚していいのだろうか。

事に及べばすぐ終わるはずなのに、何をしてもバレることがないはずなのに、ここで踏みとどまってしまう自分に腹が立つ。

もどかしくてたまらない。

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