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随想箱

趣味でものをつくる理由とは

作者: 文車


 「書かなきゃ死ぬ」からです。



 終わるな終わるな。これでは学校の日誌の量ですらない。

 ということで、何となく思ったことを書きたいと思います。


 自分の場合は「小説」ですね。イラストも描きますが、小説がメインです。イラストはあれです。決まった角度でしか人間の顔が描けない芸人なので腕前は察して下さい。かといって素晴らしい文才があるというわけでもありませんが。話がよく逸れますね。

 つまるところタイトルの通り、「どうして趣味でものを作るのか」という話です。


 結論から言うと「書かなければ死ぬ」からなのですが。何も考えないで書いたせいで語弊がいくつもありますが、私は「想像が死ぬ」からです。

 この想像とは、お花畑な私の脳内で汲めども汲めども枯れることなく湧いて出てくる妄想を、ちゃんとした形に整えた情報を集めたものを言います。

 よく、ネタを温める、とあります。私もそちらの人間で、ものすごい量のネタを温め、貯め込んでいます。自作『妖精眼のパンドラ』の第一部すら終わっていないのにその第二部、さらにその次の連載のネタすらあります。実を言うとそのどちらも既に骨組みが出来上がっており、まずそこまで進んでからやれよとメモ帳を開く度に自分に突っ込んでいます。

 しかし、それに鮮度がないのかと問われれば答えはNOです。とあるキャスターも鮮度があると言っていました。あれは恐怖ですが。


 この想像に興味が持てなくなった時、書きたいものでなくなった時、その時こそ私の想像は死にます。


 小説を書いてお金をいただきそれでご飯を食べているわけではないので作者である私は死にやしません。しかし、そうなった時「想像」は、それを形成した「私」というものは死ぬも同然なのです。

 もちろん、全ての小説書きさんやイラスト描きさんがこれに当てはまるとは微塵も思っていません。なんておこがましい。

 しかし、どこかにはこれと同じような感触を抱いている方がいらっしゃるのではないか、と思う自分がいるのです。


 私にとって自作のキャラは子供であり、時には一瞬の奇跡的な発想で確立される、替えのきかないものです。だからこそそれらを死なせたくないと思います。

 小説を書く事は楽しく、できるなら一生続けていきたい趣味です。だからこそずっと楽しく、興味を失うことなく、ネタをネタで終わらせてしまうつまらない所業を二度と味わうことのないように、小説を書きます。趣味でものをつくります。私はそうなのです。


 昨今のインターネット界隈は厳しく、ものをつくる方に心無い言葉をぶつける能無しをよく見かけます。現在私は懇意にして頂いている方でそれが原因で筆を折る、活動を停止する方を見たことは幸いにしてありませんが、Twitterのリツイートでそういうことがあった、という呟きを目にすることはあります。そしてそれで心を痛めた方を何人も見たことがあります。これ以上そういった方が増えませんようにと願わずにはいられません。

 だからこそ、どうしてつくるのか。それがふと頭に浮かんだので形にしてみました。



 読んでいただきありがとうございました。貴方がつくる方でも、それを受け取り楽しむ方でも、良い創作ライフでありますように。


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