春、こちらは運動会でした
5月!
小3娘の運動会でしたー!
あっという間に過ぎ去る日々。
その時々に書き留めておかないと、すぐ忘れてしまいそうなので、今回は日記がわりにエッセイ書いてます。
しばしお付き合いいただけましたら、幸いです。
さて、運動会。
私が子どもの頃は秋にあったこの行事、昨今では春に開催される学校も増えているようです。
理由は様々ですが、一番声高に叫ばれているのが「熱中症」対策でしょうか。
いまの地球は温暖期。秋は、夏の名残で暑いのなんの。
もともと運動会が"秋"の理由は、
①晴れの日が多い。
②体育の日が秋だから。
③農作業の手が空く時期にした。等など。
特に③が大きかったらしく、明治に発祥した運動会は、子どもも働き手の時代。その労働力が割かれることのないよう、秋に行われていた模様です。
確かに春は田植え、夏も草抜きと詰まってますものね。
しかし、学業に専念できる時代になり、秋にとらわれる必要がなくなって来まして。
冒頭で述べた「熱中症」対策に加え、
①秋は台風リスクが高い。
②春ならクラスの結束を高めるのに、もってこい。
③そして秋は行事が集中しやすいのでズラす(スポーツや芸術の秋だから!)。
上記のような理由で、開催時期が変わり、現在の割合は、全国的に春・秋ほぼ半々。
やや秋のほうが多いかな、くらいの現状で、今後どう推移するかは不明です。
中には"春・秋で2回"と言う、「なにそれハード!」な学校もあったようですが、コロナ禍を経て、いろいろ変わったのではないでしょうか。
私が暮らす地域では、コロナ禍を挟み、一日行事だった運動会が、午前中で終了するスタイルに移行しています。
助かる……!
大変だったお弁当準備、大変だったバザー、大変だった競技参加、このあたりの負担がざっくり軽減しているのが有難い。
運動会好きさんには申し訳ないのですが、もうずっと半日だけの運動会でイイ……!
それでも我が子の出し物は、しっかり楽しめるもの──!!
(むしろ雑用がない分、応援に専念出来る)
ああ、可愛い。
親バカなので堪能してきました。子どものダンス。
家の自主練でも観ていましたが、全体で踊っている姿を見ると、「ウチの子上手いじゃん。ちゃんと踊れてる。わー!!」と興奮し、リレーでは声援を送り、親子競技では主人をイケニエに捧げて、ばっちり録画するなど。
楽しく過ごして参りました。
減っているとはいえ、もちろん保護者の参加種目もありまして。
今年の私は、"玉入れ"に出場。
(玉入れなんて何年振り……!!)
ぶっつけ本番の事前の説明で、「上から投げるとカゴを通り越すので、下から放物線を描くように投げてください」とチームのベテランが言う。
ふむふむ、なるほど。下から。
下から……。
(投げるとヒョーイと後ろに飛ぶんですが?)
い、いかん。不器用すぎ。えっと、前に向かってリトライ。
(……ぜんっぜん、届かねぇぇぇ!! 上から投げても飛距離が足りない!)
普段の筋力不足なのか、従来の運動音痴のせいなのか。
悲しくも、ちっとも戦力になれない私。
単純なはずの"玉入れ"がド下手。なんてこと!!
しかし茫然としているヒマはなく。
ただひたすらに拾っては投げ、拾っては投げ。
たぶん、成長率は一番だった!
そう振り返る戦績でした。
来年リベンジしたくなった。くッ。
とにもかくにも初夏の陽光のもと、運動会は無事終了。
前日のテント張り準備でうっかり鼻を強打したので、片付けは慎重に行い、帰路につきました。
暑さ対策として、子どもには冷感タオルに水筒、保冷剤、扇子などを持たせ、自身はアームカバー、つば広帽子、首にタオルで臨んだ結果、とりあえず凌げまして。
でも今はネッククーラーも流行っているらしく、子どものテントでは「皆持ってた」とのことなので、来年はしっかり用意したいと思います。
そして翌日。危惧していた筋肉痛は、玉入れで腕ふって胸筋に出たっていう、情けない結果に終わったのでした。
春運動会だった皆様、お疲れ様でした!
秋運動会の皆様、頑張ってくださいませね!! ではではー。