表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

極楽推断恋して絶佳(1)

一撃

乱暴な素振りを嫌うのは

自身に対してだけにしたらいい

絶対に殴られない世界など

この世には無いのだ

先人達が積み重ねてきた

女性の宝石化を

フェミニズムを置いて

その辺の石ころに変えた

結果の天回る夜空

街灯と見下ろす目

平等という伝染病の成れの果てだ


普通に考えれば

どんなに怒りのある相手でも

手は絶対に出さない

ただ踏み抜いた地雷は

全ての理由を捨て去せるには充分で

カッとなるからこその人間で

相手の価値などお構いなく

拳をめり込ませるのである

振り抜けばどうなるかは分かる

分かるからこそ振り抜くのだ

力の差に意味は無い

理由にしてきた分だけ

行動で示してきただけなのだ

その行動が無くなれば

何の意味も無いのである

それが平等に消された行動だろう


違和感の無い感覚に違和感を覚え

過去から一周回ったであろう形は

女性の宝石化と不自由さに

正しさを与えている

自身に見合った行動があるのだ

その上に信頼があり

信頼の上に恋愛がある

其れ等を一気に

めちゃくちゃにした姫様ごっこは

大人が行うようなことではない

力で敵わないという性差は

話し合いでは埋まらない

現実に横たわる

当たり前の一撃である





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ