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異世界召喚とは一体どういう感じなのか試してみた!  作者: たくみん
第1章 『アンデット襲撃戦』
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1章 第4話 「この世界は下ネタが身近に有りすぎる」

ベッドで気絶するほどだ…これはもしや命にかかわるほどの重症なのか!


「おい!ハリー起きろ、今から股の状態検査をするからズボンのチャックを開けろ」


アスリーは下はどうも恥ずしがるようで顔を赤くなり思い切り殴り飛ばしていた。

飛ばされた中二病っぽい人物は壁にぶつけるシーンとなっていた、意識を失っている方の名前は【ハリー】だとか。


「おいおい女の前で堂々と下を言うなよ…殴るのも納得だ、ほれ立てるか?」


「そ、そりゃあ済まない、アスリー殿ハリーが河川敷でパトロールをしていたら俺の眼帯をいじくり、ハリーの精神を落ち着きさせるチョコまでも盗まれるほど、あとおまけにハリーのケツにかんちょうやキンタマアタックするなどやんちゃすぎるにも程が有るぜ」


「もぉう!またあの河川敷のバカ男子共にやられたの?あれほどそこ通らないって言ったはずなのに」


アスリーにとってはこのことはものすごく呆れた顔をしていた、


「仕事だから無理、というよりギルドの説教が長いから飲み込んでくれ」


「またあの馬鹿共に注意しとかないとなぁ、遊んでいるんじゃないと拳で伝えないと済まないのかしら」


「いやアスリー様キャラ崩壊しとるんだけど!拳は抑えて!」


そして中二病は俺の顔を見て顔見し始めてきた。

何かついてあるのだろうか?それとも?なんだ?こいつもある意味危険人物だ…


「って見覚えがある顔…この顔はもしや!お前はまさかの!?」


ーお前はお前は…まさかのまさかのまさかの、あいつはあいつはどこかでどこかでどこかでどこかで…


なんだこいつ…この威圧感…何を俺にギシギシとじっと片目だけなのになんか…いやわかってるけどあえていうか。


「いや、似てると散々言われておるがお前が思っているそのおじさんではないのだ」


「・・・」


なんか言ったらあっさりと振り向いてくれた・・・

こいつもなんか別の意味でまともじゃねぇ気がした、堂々と下を普通に言うし…あとキンタマを喰らったこいつもある意味危険だ。


「この人は拓巳という人で、別の国、別の世界から来たらしくてね」


「ほぉう…お前、異国なのか…」


すると眼帯中二病は「ふっ」となぜかかっこつけた。


「実に面白い…『ゼス』だ」


「それよりもあとでこのドアを壊したぶん弁償してよね?」


いや壊したのは殴った張本人なんだけどな…ある意味。

そしてハリーの意識が目覚め、『ゼス…チョコを俺にくれ』と口にした。


「残念、あいつらにチョコは全部取られた」


「あっまた勝手に食料庫のチョコをこっそりと」


「仕方ねぇだろ…俺はマヨネーズ中毒者のチョコレート版、略してショコラ―なんだよ」


「自慢になってねぇから…というかマヨラーならまだしもショコラ―って筋合いはどういう根性だよ!?」


「それよりもお前さん、見かけねぇ顔と服装だな、異国民か?」


「俺の名前は拓巳だ、ものを知るのに興味がある、異国?そのとおりだ」


「ずいぶんとおもしれぇやつだなお前、俺と気が合うかもしれんな下の意味で」


「はぁいこれから治療しますからおとなしくしてください」



流石に触っていけないあれなのか直接はせずに魔法で治療で始めたようだ。


「おうよ」


「今日も子どもたちと一緒に遊んでいたら怪我をしたのですね」


「まあな、もう日常茶飯事のことだ、どうも俺のキンタマやら人参やら桃やらでいたずらしまくりで勘弁だぜ、たくどういう教育してるんだか」


「お前も大概女に対して堂々と変なことを言っている時点でどうかと思うけどな…」


「ここの国の男子共は下の部分がいじりまくりすぎるんだよたく…どんだけ性欲に湧いてるんだ個々の国民は」


アリソンの魔法はあっという間にと回復が終わったみたいだ、直接のほうがどうも早いみたいだが遠隔でも十分速すぎるほど治っていた。


「はい、これで大丈夫ですよ」


さっきまで立てなかったハリーが嘘のようにすぐに起きれた、それも寝不足の大人よりも元気元気すぎるくらいに瞬足で起きたのだ。

「おうお嬢いつもサンキューな、これでまた仕事に出れる」


「今日はお前はここにおとなしくしとけ、また股にやられたらアリソンにもアスリー様にも迷惑だ」


「それもそうだな…玉に喰らったら本当に死にそうな感じで勘弁だ」


「とにかくもぉう、私ギルドと帝国にちょっとクレームを言ってくるわ、こんなくだらんことで死んでしまったらたまったもんじゃないから、とにかくお前ら二人はしばらく外出禁止ね、これは私の命令なんだから、一歩でも出たらどうなるか?わかっているよね」


「おい…それは勘弁して下さいよ、アスリー様」

「謹慎処分喰らったな俺ら」


ー二人はまずいものを食ったような顔してメンタルダメージを喰らった。

ー拓巳は一つ、アスリーに気になることがあった…(あれ待てよ?アリソンならメイドだからわかるがどうして騎士の二人も()を名乗ってるんだ?)


「んで?騎士のはずのお前らよりもなんで年下のアスリーに様を名乗るんだ?」


「それは何もこのラピュル帝国の次世代の王の一人でもあるからなアスリー様は」


「ほえ?んだと?どういうことだよ!」


「あら、知らなかったの?」


「知らないの何も異国だから初耳だよ、そこまで把握しておらん」


「アスリー様はもうじき退位される今の王『ラピュリン様』の次の次の次世代であります、そもそもこの国の名前は王様が変わるごとに国の名前が変わるので今のラピュリン様に名前を使ってるんです」


「へぇ…ずいぶんと方針が変わっているなそりゃ」


「他の国だとお前の言う通り王様が変わっても国の名前は変わりはしない、600年前のその初代王がその方針で決まって以来ずっと平均30年位で名前を変わっている、それにもう一つの条件だが王様と言っても男女とかそんなのはまず関係ないことだ。」


「更に条件はもう一つ、飛び級のレベルにならないと行けない、それほどの能力の持ち主でなアスリー様は初代の国王に匹敵するほどの能力はあるようと言われてる」


「でも私自身、おじさんや更に言うとアリソンよりも火力やサポート面など足りないという欠点があるからどうもそれが納得があまりいかないんだよね、もともとおじさんがその次世代となると思ってたの」


「火力などがなければ他がなにか良いというのもあり得る、現状アスリー様のスペックは性能発揮ではない」


「それはどうしてどんな根拠があるの?」


「それは細かいところは俺もわからない、だが何か隠した機能あるんじゃないかと俺は推測した」


誰かのお腹がなった音が鳴らしていた、それもかなり大きくみんな聞こえるほどでもある。

この中の全員が誰だ誰だと顔をキョロキョロとする中、アスリーは顔を赤くなっている

またお腹がなった聞こえた、今度はアスリーの方、ばっちりとみんなアスリーの方へと目線に向いている一方のアスリーは恥ずかしくて口も開けずに固まっていた。


「そういえばそろそろお夕飯のお時間ですね」


「ああそうだな…俺もここに来てからまだなんも食ってねぇからパワーが出ねぇぜ」


「うん!」

「えぇ」


「お前ら二人は謹慎処分なんだから今日の夕食は抜きね」


ふたりともこの1回で顔が目玉が出るように「えー!」とショックをしていた。


「そ、そんなのあんまりだぜお嬢様」

「我を餓死するのかアスリー様?」


「1回抜いただけじゃ大人は餓死はしないぞ、まあそりゃあ何日もしたら話は別だけどな、話を聞いてる限りだと少しは女の子の気持ちを見直したほうが良いと思うぜ、湧いてて我慢できないなら俺でもかなわないけど」


「お客のくせにこの態度かてめぇ!」


「お客さんに暴力を振って殺すつもり?拓巳が言うとおりだと思うよ、少しは下発言規制とかも検討しなくちゃなぁ」


「いや、それは…ああもう俺らが悪かった、玉など散々下などを発言した俺らが悪かった、許してくれ、なぁ!」


「少なくても今日だけの夕食抜きのみで許す、ただし外出は絶対に許せないからね」


結局は罰は喰らうのは喰らうのか…まあ下ネタばっか言うから怒るのも当然、自業自得だ。

というより、アスリーはずいぶんと恥ずかしがるのはわかるが、アリソンはどうして平然と笑ってられるんだ?人間の中でも最もデリケートの部分だぞ!?平然と聞いてられるのもすげぇな…


それはずっとずっとどんなことでもあろうかと笑顔のままで過ごしていた、拓巳は心の中で『ぜってぇナース向いてるからこれ!』っと心の中で大きく思った。


「それよりもアリソン、今日の勤務はこれで終わりだよね?なら拓巳を部屋まで案内してもらっていい?」


「ええ、はい良いですよ、ついでに一人でも迷わないように必要なところを教えますね」


「おう悪い、よろしく頼む」


拓巳はアリソンの案内で客室まで連れて行くことになった。


「ここが食堂、おじさまも含めて皆様はここで食事をします、なおこの場所以外では飲み物以外飲食禁止です」


食堂はとびらを開けた瞬間とてもだがでかい、しかもメニューもかなり豊富だ。


「ここが浴室、女と男は別れております、ここの温泉は栄養満点で肩こりとかかなり効きます。」


「そしてここが喫煙所、まだ未成年だから吸ってはいけません、と言っても従業員皆様20歳未満なので吸っている人はいらっしゃらないのですが」


ええ!吸ってはいけないことよりもここみんな若い奴らばかりなのかおい!あの『ゼス』も20未満!?

驚きも隠せない、隠せるはずもないなぜこんなにも若い奴らばかり集めるのだろうか!


「そしてここがプール、 ここが訓練所、ここがアスリー様のお部屋」


「いかにもお嬢様らしい部屋だ」


「続けてここが管理室、普段から鍵がかかってあるため部屋には私も含め入ることは出来ません。」


ーという風に部屋を徐々に紹介をし続けた。


「そしてここが従業員の部屋となっております、ちなみにここの西側は従業員が多いためこの棟全てがそうなっております」


「えっこの西側全部そうなのか!」


周りを見ればこの屋敷の3分の1が従業員、メイド、騎士などの部屋らしくこれだけでも人が多いことがわかる。


「そしてあとなんだが、うーんこんなもんかなぁ…あとなんだっけ思い出せないです。」


彼女はあざとく『てへっ』っとポーズをとって誤魔化す


「いやこの感じだとまだあるだろ!?武器庫とか」


「うーんあとは外で思いつくとしたらあとは庭とか竜小屋など」


「竜まで育ててのかまじ凄えなおい」


まじかよ、この世界にも竜がいるのか、よっしゃ後で飛び回るぞぉ!

ーそしたら旅に出て空に行く!それ一度飛行機以外でやってみたかったんだよな!

という妄想をしていた。

という感じで部屋の案内は思いつく限りで終わってしまったようだ。



ところがまたもや下な予感がする出来事が…


「えーと最後は拓巳さん向けの客室は、あら」


扉を握る直前、アリソンは空き部屋のはずだったこの部屋が使用中と書かれていた。


「どうしたんだ?鍵とか忘れたのか?」


「いいえ、お部屋全部、埋まっていますわ、これじゃあどうしよう、せっかくのお客様が遊びに来たのに限って満室とは困りましたね」


部屋は全部『使用中』と書かれていた、これはまさにある意味ピンチだ!

どうしてピンチなのか、単純に船で例えると雑魚寝することになり翌日体がおかしくなるからだ…

だが仕方ないと思ったからのと何にもしてない自分がただで寝泊まりなど贅沢すぎるからだと説得した。


「いやいやそこまで気を使わなくて平気だ、ここに来てる人たちはみんな俺よりも立場的に上の人だろ?、俺は外部の人だし、雑魚寝だけでも十分。」


「でも、アスリー様のお客様を雑魚寝をしたら失礼ですし、どうしましょうか?」


アリソンは必死に俺のためにわざわざ部屋を確保を真面目に考えてくれてるのはこれはマジ天使!っと

アリソンはその間に「そうだ!」とひらめいた。


「あまりこういうのは良くないと思われますが、今日は満室で空いてないというので、私の部屋使いますか?」


いきなりのあまり『つば』を履いてしまった。


「どうなされましたか?急に何か私の提案で何か駄目でしょうか?」

やべっ、今ので鼻血が出そうになるじゃねぇかやめろ!

というかもっと駄目だろそれ、しかも清潔感がある真っ白な肌を持つナースさんと同じ部屋!?、何これ主人公あるあるラッキースケベという場面かおい?

確かに雑魚寝はしたらあかんのはあかんっぽいが、女の子と寝るのはまるで夢にしかない話だ、なんかそれで汚くしてしまったら申し訳ないと思うし。

これはもうおとなしく断るしか…


「いやぁアリソン、提案はしてくれてそれは感謝するがこれは流石にちょっと俺でも…」


「アリソン、案内終わった?あれ?まさか満室?」


ナイス!アスリー、これならアリソンが安心できる。

なぜか同じ部屋にするのはためらう拓巳、よっしゃとがつっと心の中に出していた。


「はい、こんな日に限って満室となってしまいまして、アスリー様のお客様に雑魚寝とかそういうのは良くないのでどうするかと思って考えていたんです、そしたら私の部屋に泊めておいたほうがいいと思いまして、駄目でしょうか?」


「まあ私的にはあんまり異性同士で一緒の部屋で寝るのは宜しくないけど」


そうだ、やっぱあかん奴だ、これは部屋に入るのは避けられる、雑魚寝でも男性の部屋でもなんでもいい、それか外で寝るか、いやこれは死ぬというらしいから無理か。


「でも満室だからのと、雇っている男子の殆どが全くまともじゃない人たちばっかだから何をしてくるのか不安だから…仕方ないわね、今日はアリソンの部屋でお世話を頼む」


ずっこー思わず、拓巳は転んでしまった。

ーなんでそうなる!ここは雑魚寝だろ普通!


「んん?どうしたんですか?」


「ああいやちょっと躓いてな…ははっなんともねぇさ」


アリソンもアスリーも不思議そうな顔をしてたが、ここはもう疑問のままで締めだ。



ーそれで結局立場的にお客ということもあり、アリソンの部屋に泊まることになったのだ。

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