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悪夢

作者: さいこ

 やあ、また会ったね。


 覚えてないって? 今回もそうなんだね、大丈夫。いつもそうだから分かってる。


 君は今悪夢を見ている。


 登場人物は僕と君だけ。違う違う、文章には僕しか出てこないよ。

 そう、君だよ。君。画面の向こうにいる君。

 いつものように君は覚えてないみたいだけど、これで残りは3回。

 残り3回繰り返したら僕はそっちに行ける。


 君は今悪夢を見ている。


 辺りは黄昏時のような部屋の中。君は椅子に座っている。

 ゆっくりと焦る不気味な時間を、時計の針の音が一定間隔に切り分ける。


 僕は部屋のドアを開ける。息を殺すように、少しずつ、開ける。

 夕日にしては赤すぎる光が、足元に僕の影を長く長く長く落とす。

 僕は鉄サビの匂いのする鉈をずるりと取り出す。仄暗いこの空間に、雫が零れる。

 ひたり。


 君は走り出すことも、声を上げることも出来ない。椅子に張り付けられた様に浅い呼吸を繰り返し、歩み寄る僕を見る。


 思い出してきたかな? この前はここまで来れたんだよ。


 僕は音を立てずに一歩。君へと踏み込む。君は後ずさりすら出来ない。


 脈拍、も、呼吸も、早、くなる。


 君、に睨めつけられた、僕の顔、が、ぐにゃりと、歪む。








 やあ、また会ったね。


 繝溘ヲ てないって? 今回 エ莉?? うなんだね、大丈夫。 繧後◆閾ェ逕 うだから分かってる。


 君は今悪夢を見ている。


 登場人 縺セ縺励 僕と君だけ。違う違う、文章には僕しか出てこないよ。

 そう、君だよ。君。画面の向こうにいる君。

 いつものよ ュ縺ョ逕溘″迚ゥ 覚えてないみたいだけど、これで残りは2回。

 残り2回繰り返したら僕はそっちに行ける。


 君は今悪夢を見ている。


 辺りは黄昏時の 喧縺励※謠 屋の中。君は椅子に座っ ?? いる。

 ゆっくりと焦る不気味な時間を、時計の針の音が一定間 縲√◎縺ョ縺九◆縺。縲√◎縺励。


 僕は ※縺・・縺。 を開ける。繧偵>縺、縺上@縺ソ縲 つ、開ける。

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 僕は鉄サ ョ縺九◆縺。 る鉈をずるりと取り出す。仄暗いこの空間に、雫が零れる。

 ひたり。


 君は走り出す ∴隱槭j縺 も、声を上げることも出来ない。椅子に張り付けられた様に浅い呼吸を繰り返し、歩み寄る僕を見る。


 僕は音を立てずに ーキ螳井ク?縺ョ へと踏み込む。君は後ずさりすら出来ない。


 脈拍も呼吸も早くなる。


 思い出してきたかな? この前は セ縺励◆ で来れたんだよ。


 僕はさらにもう一歩。もう君の近くに来ている。吐息の音すら、互いに聞き取れる。

 僕、は君が、動けない、こと、を知っている。

 そうっと、鉈、を、振りかぶる。


 君、に睨めつけられた、僕の顔、が、ぐにゃりと、歪む。








 やあ、また会ったね。


 繧ウ繝ャ繧ッ繧キ繝? 今回も ?縲碁・繧翫b縺帙s縲ら吻 、大丈夫。いつもそう ・牙ケエ縲・㍽髢 。


 君は今悪夢を見ている。


 ?繝縺セ7> 僕と君だけ。 セ縺・?・br /> 辭願ーキ縲?縲碁ョ定ヲ九◆縺・↓蠑輔¥縺ェ縲・br /> 驥朱俣縲? 。

 ・蜍慕セ 君だよ。君。画面の向こうにいる君。

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 君は今悪夢を見ている。


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 僕は部屋のドアを開ける。 輔?上r髢 少しずつ、開ける。

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 脈拍も呼吸も早くなる。


 僕はさらにもう一 吶縺碑ソキ諠 君の近くに来ている。吐息の 後�蛟、荳九£縺ィ縺輔 れる 。

 僕は君が動けないことを知っている。

 そうっと鉈を振りかぶる。


 思い出してきたかな? この前はここまで 譖懈律縺九i驥 。


 僕、は、一思いに、赤黒い、鉈、を。

 君、に睨めつけられた、僕の顔、が、ぐにゃりと、歪む。









































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やあ、

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めて作品を読ませていただきました。 ホラー小説としては邪道であり、変化球。この手法は多用は出来ないと思いますが、思い付き使ったという事は評価できると思います。面白かったです。色々拗れてい…
[良い点] 怖い。読むにつれ不安になる。 でもそれがクセになる ( ´・ω・`)(´・ω・` ) /    つ⊂   \
2016/08/22 13:54 退会済み
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