皆と旅行中編
あー隣に海君がいるなんて信じられない
ドキドキドキドキ
海君と目が合った
ドキッ
私はすぐ目をそらす
「ん?」
海君がニコッと微笑む
(あーもう心臓がバグバグでヤバい)
スゥ光が差し込む
「海君と歌穂ちゃん見っけ」
「あーあ見つかっちゃった
残念だねー歌穂ちゃん?」
「うん」
でも、ちょと楽しかったかな
「どうかした?」
「いっいやなんでもないよ」
じゃあ日光東照宮行くぞー
じゃあグループで行こ?
いいねー
じゃあ女子だけとか
男子だけは無しってことで
「ねぇ歌穂は、やっぱり海君と行くの?」
「行きたいんだけど」
「だけど何?」
「見てあんなに女子がいたら私行けないでしょ?」
「だねー」
「ね、香奈もそう思うでしょ?」
「うんじゃあ二人で行こっか」
「それは、ダメだよ?歌穂ちゃん、香奈ちゃん。」
「だっ誰?」
「歌穂、前の席の人だよ」
「えっ翔君!?」
「うん」
「えーこんな感じだったっけ?」
「いつもはメガネ掛けてるし地味だからね」
「本当に翔君なんだー」
「だからほんとだって(⌒‐⌒)」
この人は間宮翔希
いつもは地味で
あんまり皆と遊ぶところを見たことがない
「ねー歌穂マジで誰と行くの?」
「よかったら歌穂ちゃん、
僕と一緒に行かない?東照宮」
「えっ翔君と?」
「そうだよ?いや…かな?」
「歌穂、翔希と行けば?」
「かっ香奈ー」
「良いじゃん歌穂ー
どうせ海君は、他の子と行くんだろうし」
「そうだよね
どうせ海君は、他の子と行くんだよね」
「じゃあ行こうか?」
「うん翔君」
「最初は、何処に行くー?」
「えー翔君が決めてよー(^_^)」
「あっ歌穂ちゃん…」
「どうしたのー?海君?」