【後編】
【あらすじ】
いきなり、あーして、ついでに、こーして、何か結局そーしてその後、ばんって感じでテストしまぁーす。
校長 『↑適当っ!!!前回は結構オレ奮闘したよね???』
教頭 『おいっ!!!早くテストしろや!!!』
校長 『あっ・・・はい』
生徒 『用事があるんで帰ります』
校長 『あっ・・・はい。ん???おっ、おいっ!!!ダメだから。テストで私が納得する点数を取ったらいいですよ』
生徒 『納得するって何点なんですか???村長』
校長 『校長だから。そうだねぇ・・・80点以上ならまぁ納得しますかねぇ』
教頭 『バカにしてんのか!!!いい加減にしろよ!!!いくら何でもそれはバカにし過ぎでしょうが!!!80点以上???ふざけんなよ!!!40点以上にになりませんか???』
校長 『却下』
教頭 『シビアぁ』
まぁこんなノリでテストが始まりました。生徒&教頭は意外にテスト中は真剣に問題に集中してテストをしていました。
そして1時間後テストは終了しました。
校長 『はいっ終了ぉー!!!後ろからテストを回して下さい』
生徒 『やるだけの事はした。あとは採点待ち』
教頭 『カンニングはした。あとは採点待ち』
集め終わったテストを校長が手に持ち採点するため別室に移動した。全校生徒20人+教頭=21人分を校長は半ばめんどくさそうに採点した。いや、明らかにめんどくさそうだ。
そして採点が終わり、いよいよ発表の時。
校長 『では・・・発表します!!!』
生徒 『ちょ、ちょっと待って下さい!!!』
校長 『どうしました???』
生徒 『お願いします』
校長 『えっ???何で???わざわざ止めなくてよかったじゃん。何か変に緊張しちゃったじゃん』
教頭 『ちょ、ちょっと待って下さい!!!』
校長 『発表します』
教頭 『シビアぁ』
校長 『では・・・採点の結果・・・全員・・・合格!!!!!』
生徒 『やったぁぁぁぁぁ!!!!!』
教頭 『まぁ当たり前ですけどね。だって私教頭だよ』
校長 『あっ、言うの忘れてた。教頭てめぇ不合格』
教頭 『そんなバカな。冗談が過ぎますぞ』
校長 『名前。名前書いてないから。これ基本だから』
教頭 『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーー』
後に教頭のカンニングもバレた。そして生徒、教頭が帰ろうとした時に校長が喋りだした。
校長 『ちょっと聞いてくれるかな???』
生徒 『いやだ!!!』
教頭 『いやだ!!!』
校長 『ハモネプ???あっ、いや、いいから聞きなさい』
すると校長は若干微笑みながら言った。
校長 『皆を試すような事をしてすまなかった。これにはまぁまぁ、そこそこ、いや、結構、いや相当・・・』
生徒 『どれでもいいです』
校長 『あっ・・・はい。こんな事をした理由は、私は今日で校長を辞めるんだ。もう年だからねぇ。これからは自分のやりたい事をして行こうと思ってね。だから私がいなくなっても君達がちゃんとやっていけるかどうか心配でね』
生徒 『校・・・隊長』
校長 『最初に言おうとしたのであってるからね』
教頭 『校長!!!あとは私におまかせ下さい!!!しっかりこの学校を守って行く次第です!!!』
教頭は明らかにうれしそうだ。念願の校長になれるのだから。
校長 『教頭。ありがとう。でも・・・校長は他の人にやってもらうから。キサマは永遠に教頭してろ!!!』
教頭 『ほんっと・・・シビアぁ』
その後、校長は店長になり、船長になり、艦長になり、村長にもなった。更にはどこかの隊長にもなったらしい。(教頭の予想)
場面は変わって、周り一面は山、森、ジャングル???まぁ山の中だ。そこに木造1階建ての古い小学校がる。みなさんが想像するであろうレトロの感じが全面にでた感じ。全校生徒10人の小規模な小学校。その小学校に10人の生徒が元気に集団登校している。門の所には薄気味悪いジジイがいる。
生徒 『おはようございまーす!!!団長』
『校長だから』
完。