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魔宝の旅人  作者: ネブソク
第8章 【祭壇ドラグロア】
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第8章 【祭壇ドラグロア】 2話 吸血鬼の館




 暗き村、アカシア。

 今や活気の無い寂れた村へと姿を変えたこの村も、かつては温泉や『黒い森』といった観光スポットにより、各地から観光客の集う豊かな村だった。

 しかし、『黒い森』に無数の魔獣が発生し、村に『吸血鬼』が訪れるようになって以来、村への観光客はぱったりと減り、村人達の活気もすっかり薄れてしまった。


「全ては『吸血鬼』のせい……ねぇ」


 旅人は名物である温泉に浸かりながら、ふぅと一息深く息を吐いた。村の青年から村にある事情を聞いた旅人は、その未知の化け物『吸血鬼』の姿を想像する。


「……多分、彼が持ってるんでしょうねぇ。『十三呪宝』」


 不可解な力を操るという吸血鬼。その情報とクロの察知した気配を当てにすれば、恐らくは最も十三呪宝を所有する確率が高いのはその吸血鬼と言えよう。

 十三呪宝を所有するが故に『化物』と呼ばれた悪食王百鬼撰。

 『化物』である上に、十三呪宝の所有者である吸血鬼。


「想像したくないですね……」


 もしかしたら百鬼撰以上に厄介な相手である可能性を浮かべて、旅人は表情を曇らせた。しかし、かつて同じく魔宝所有者である、『神様』エインの言葉を思い返す。

 最強の十三呪宝所有者は悪食王百鬼撰。恐らくそれは真実であろう。そして、エインが吸血鬼の存在を認識していなかったとは思えない。

 ならば、吸血鬼は百鬼撰よりはマシな相手という事だろうか?


 神の住む山アクバハルでのエインのテストにより、旅人は一応は百鬼撰に対抗できるとエインのお墨付きを貰いはした。故に、まともに戦う事に置いては、百鬼撰と言えど、またはその他の魔宝所有者と言えど、完全に劣る事は無いとも言ってよい。それにエインから吸血鬼に気を付けろと言った類の助言も受けていない。


 ……と、完全に『神様』エインを信頼に足る人物と仮定した上で成り立つ予想を組み立てて、旅人は不安で曇る心中を穏やかな状態に保つ。


 今、旅人の体は万全の状態とは言い難い。確かに、無理矢理『独裁者の経典』で体の不調を解消、若しくはリミッターを外し力を得ることはできる。

 しかし、それは諸刃の剣。体に本来なら加わらない余計な刺激を強いる危険な行為。故に、クロもロザもそれを使用する事を心配している事も分かっていた。

 いざとなれば分からないが、少なくとも何も無い状態で旅人は無理をするつもりはない。心配する二人の為、二人を無意味に突っ走らせないためには、多少の余裕を持っている必要がある、と旅人は考える。


「難しいものですねぇ……人と共に歩むという事は」


 自らの過去、もう遠い存在になってしまった『彼女』を思い浮かべる。自分と共に歩んでくれた『彼女』も、こんな事を考えていたのだろうか?人を護るというのは存外難しいものだ、と旅人は湯煙の中でふぅとため息をついた。


「失礼!」

「ああ、どうも」


 ぼんやりとしていて気付かなかったが、何時の間にやら旅人のすぐ傍には人が居た。湯船に浸かりに来たのは、少し大人びた顔立ちの少年。

 村の人間だろうか?しかし、どうも一般人の雰囲気を感じない。


「あんた、観光客か?」

「ええ。そうですよ。そちらは?」

「俺は仕事で来てんだ!」


 活発なイメージを与える少年に、旅人はほほうと穏やかな笑顔で対応した。『仕事』?少し気になる言葉を聞いた旅人は、もしや、と少年に質問する。


「もしかして……『勇者』さん?」

「おう!何だ、知ってたのか?」


 村で聞いた、村長が依頼を出した『勇者』の話。その『勇者』を目の前にして旅人は……


「うおおおおお!『勇者』!?すごっ!後で、サイン下さいよ!」

「うおっ!何だよ!びっくりした!べ、別にいいけど……何だよ!」

「いやぁ~~!勇者!憧れですよ!全く!格好いいじゃないですか!聞きましたよ?何処だかの凄い魔獣をぶっ飛ばしたとか……ああ、あれ!『炎の魔王』!いやぁ~~、凄い!本当に凄い!」

「あ……ああ、『炎の』か。アレ、随分前に倒した奴だけど……」

「おお!?もしや、また新たな巨悪を打倒したのですか!?」

「……『南の魔王』ってやつだが」

「うお!聞いた事はありませんが、凄そうですね!」

「……だろ!こいつは結構厄介だったんだが……」


 最初は旅人のオーバーリアクションに少し引いていた勇者だったが、その異様なまでの羨望の目が悪い気もしなかったようで、徐々に乗せられて上機嫌になっていく。

 勇者の武勇伝を聞き、目を輝かせる旅人。それに乗せられ、さらに上機嫌になる勇者。気付けば相当な時間を会話に費やす二人。


 何時しか勇者の武勇伝が尽きかけてきた頃、旅人は自分から質問を始める。


「……ところで、勇者さんがここに来たのは『吸血鬼』絡みですか?」

「何だ、あんた知ってるのか?」

「村で噂を聞きましてね。折角、温泉旅行に来たのに恐ろしくて仕方ないですよ」


 口から出まかせ、本来の目的をさらりと誤魔化した旅人。勇者も特に疑う素振りを見せずに肯定する。


「確かに、『吸血鬼』討伐が目的だな!だから安心しな!もう作戦も立て終わったし、確実に奴を仕留めてやるからさ!」

「作戦……ですか。さぞかし、凄い作戦なんでしょうね」


 そろそろのぼせて来た旅人はふらりと立ち上がると、ふらつく足取りで浴場を後にしようとする。


「では、ごきげんよう」

「ああ、また会ったら話しようぜ!」


 挨拶をすませ、旅人はその場から去る。そんな後姿を見送った勇者は、結局相手の名前を聞きだしていなかったな、と今更ながら相手について何も聞いて居ない事を思い出し、軽く息を吐きだすと、些細なことなどどうでもいいかといった様子で暖かい湯に身を任せた。

 旅人も、憧れの人物、その名前を聞いて居ない事を思い出し、少し後悔する。

 互いに互いを悪く思わない二人。互いに細かい所に気が回らない二人。


 互いに対立する事になるであろうこの二人は、この時はまだ相手の事を何一つ理解していなかった。




   **********




 今でも私は夢を見る。

 記憶には無い、遠い夢。

 正義は悪を討つ。悪は正義に挫かれる。

 それがこの世の真理。


 悪は首を落とされる。

 悪は杭で貫かれる。

 悪は四肢を引き裂かれる。

 悪は炎に焼き殺される。

 悪は水に沈められる。

 悪は死すべき、悪とは何か?

 正義に対する者が悪?

 悪に対する者は正義?

 正義とは何か。悪とは何か。

 

 私は嘆き叫ぶ悪の血を浴びた。

 私は血を受け止めた。

 私は喚き怒鳴る正義の血を浴びた。

 私は血を受け止めた。

 どちらの血も暖かく、どちらの血も冷たかった。

 私は悪なのだろうか?

 違う。


 私は血を浴びていただけなのだ。




   **********




「『吸血鬼』……どんな人なのかな?」

「ロザ……人違う、魔物」


 村人から、『吸血鬼の噂』を聞いた二人。

 村の隅にあった横長の椅子に腰かけ、二人はその噂について話していた。しかし、いまいち状況が飲み込めていないロザに、クロは呆れ顔で突っ込んだ。


「多分、そいつが魔宝の所有者なんだろうけど…………生贄を取るような奴なら、話し合いの余地はないかもね」

「……そうなの?」

「……ロザ。ちょっとは人の悪さにも目を向けなさい」

「人じゃないんでしょ?」

「……こいつ」


 ビシビシとロザの額にチョップを叩き込むクロ。目が本気である。

 「冗談だから!冗談だから!」と涙目で徐々に強くなっていくチョップを防ごうとするロザ。そのガードをすり抜けるように攻撃し続けながら、クロは考える。


(……でも、本当にぶっ飛ばす事も考えないとね。……その為には情報が少しでも欲しい所だけど)


 いまいち吸血鬼という魔物についてのイメージが掴めないまま、クロは得た僅かな情報からその対策を考える。

 吸血鬼の力自体、あまり把握できなかったが、それ以前にあるという問題点がクロを悩ませる。


 吸血鬼が住まうのは『黒い森』の奥に佇む『吸血鬼の館』。

 結界に覆われたその館は、外部から視認する事もままならず、何者の侵入も許さない。これが吸血鬼への道を阻む最初の関門。

 まずは吸血鬼の元に辿りつかねば話にならない。


 クロには、特別な魔法『魔法物質結合構成理論デフィーネセオリー』がある。

 これは、魔法を構築する魔法物質の結合をコントロールし、分解、消失させるという超高等魔法である。これにより結界を消し去る事も可能だが、今回は事情が違った。


 恐らくは『吸血鬼の館』にあるであろう、『結界の発生源』。それを抑えない限り、結界を消し去り、『吸血鬼の館』に辿りつく事は出来ないのだ。

 というのも、館の周りの結界を『魔法物質結合構成理論』で消し去っても、発生源を絶たない限りは、自動で修復されてしまう。穴の空いた船の上で水をいくら掻き出しても、それが湧きだす穴を塞がなくては水が次から次へと溢れ出して水が減らないのと同じ。元を断たねば意味が無いのだ。


 『吸血鬼の館』に辿りつくのに『結界の消去』が必要なのに、『結界の消去』を行うには『吸血鬼の館』に辿りつかなくてはならない、というどうしようもない状況にクロは悩む。


 何とかして結界を解く方法を……いや、むしろそう考えない方がいいのかもしれない。


 結界の支配下で、『吸血鬼の館』に辿りつく方法を探す。その方が単純だ。しかし、どうする?当てずっぽうに森を彷徨うか?


「…………駄目」


 変わらずにチョップをロザの額に打ちつけながら、クロはその方法を却下する。恐らく、その結界は、『館に続く道さえも欺く』。つまりは、適当に歩いていたら入れない様なカモフラージュが成されているだろう。彷徨うなんて怪盗は言語道断。


「…………ロザ。…………『吸血鬼の館』に行くにはどうしたらいいと思う?」


 チョップを止めて、ふとロザに尋ねる。当てにはしていない。この子がそんなに賢いとは思っていないから。額を赤くして目に涙を溜めるロザは、その質問に対して、さも当然であるといった様子で返答した。


「吸血鬼さんに案内してもらえばいいでしょ?」

「案内って…………そんな事する訳…………」


 言いかけて、クロは気付いた。


「…………そっか」


 『吸血鬼の館』に至る、至極簡単な、そしてこの上なく危険な方法に。




   **********




「……白い服はありませんか?私、白が無いと死ぬ病気なんです」

「…………我慢しろ。それと、嘘吐け。そんな病気あるか」

「メリルさん、似合ってますって!どう見ても普通の村娘っす!」

「……褒め言葉とは受け取りませんよ?」


 白魔導師、メリルは白のローブを脱ぎ捨て、質素な村娘の衣装に着替えていた。どうやら、メリルはその衣装が気に食わないらしいが、これも作戦の内。それは了承しているようで、機嫌が悪そうに振舞いながらもメリルも我儘を貫かない。


「しかし、本当に宜しいのですか?『自ら生贄を買って出る』などと……」

「……その心配、今まで生贄にしてきた女の子にも掛けて上げられなかったんですかね?」

「まあまあメリルさん!そう熱くならないで!」


 村長の心遣いを、とっとと撥ね退けるメリルをボロウが宥める。


 勇者一行の作戦。

 『吸血鬼の館』まで至る為の、単純にして危険なその作戦。

 吸血鬼に『生贄』を捧げる。勿論、『偽物』の。


 『吸血鬼』はいつも生贄を『連れていく』という。そして、彼の拠点は『吸血鬼の館』。恐らくは、生贄に何をするにしても『吸血鬼の館』に向かう可能性が高いという訳だ。だからこそ、『生贄』は『吸血鬼の館』に至れる、数少ない人物であると考えられる。


 そこで、白魔導師のメリルを生贄として『吸血鬼』に送り込み、向こうで結界の解除を行う。結界の解除が済んだ時点で、勇者一行残る全員で、メリルの発する合図を追って、館に攻め込む。そして、一気に吸血鬼を討伐する、そういう作戦だ。


 この作戦には『生贄』役に危険が付いて回る。それこそ、生きて帰れる保証はないだろう。しかし、勇者一行の一員、メリルが生贄に選ばれるとなったら、話は別である。

 仮に吸血鬼がどんな行動を取ろうとも、彼女なら上級程度の魔物だったら楽々と捻じ伏せるだろう。万が一、格上の相手であっても、『持ちこたえる』事に関してはメリルは誰にも負けない。つまり、増援を待つことが出来る。

 本人もこの作戦に積極的に賛同(衣装以外)した事もあり、この作戦の実行は早い段階で決定していた。


「さて、あとは待つだけっすね!」

「……だったら、何故、私に衣装を着せたんです?当日で良かったでしょう?」

「だ、だってサイズとか測らないとじゃないっすか」

「…………最近、お前太ったしグガハ!」


 いまいち緊張感に欠ける勇者一行。


 吸血鬼襲来は明後日……




   **********




「駄目だよクロ!」

「………………これしか思いつかない」

「でも…………!『クロが吸血鬼に連れ去られる』なんて……!」


 クロの提案した方法は単純だった。


 『吸血鬼の館』に至れる者は居ない?

 それは大きな嘘になる。

 ただ一人、確実に『吸血鬼の館』に自由に出入りする事の出来る者が居る。

 それは『吸血鬼』本人。

 彼は何度も村を訪れている。つまり、彼は結界の影響を受けていないのだ。若しくは、彼が出かける時は、結界が解除されている。

 どちらにせよ、『吸血鬼の外出』は、唯一外の世界と『吸血鬼の館』を繋ぐポイントになるのだ。つまり、これを利用すれば容易に館に近づける。


「私が向こうに行って……ロザを魔法で導く。そして、向こうで結界を解除する。そうすれば……二人で館に侵入できる」


 ロザはその作戦を拒もうと、声を発しようとした。しかし、クロの強い視線は弱々しい否定を全て撥ね退ける様な色を秘めている。


「…………危なくないよ。私は強いから……それに、ロザの事も信じてるから…………こんな事を提案してるの」

「……うん。分かってる。仕方無いって……でも……ううん、分かった。我儘は言わない」

「ありがとう…………じゃあ、指出して」


 ロザは黙って手を前に出す。その小指に、自らの小指をからませて、クロは簡単な呪文を唱えた。ぼんやりと赤い光が灯り、互いの指に絡みつく。一瞬だけ見えた光はすぐに消え、それを確認したクロは指を離した。


「今のは?」

「…………『赤い糸』って魔法。……術者と対象者を繋ぐ……探知と追跡用の魔法。……小指を立てれば赤い糸が見れる筈」

「あ、ほんとだ」


 ロザとクロが小指を立てると、その指の間に淡く光る赤い糸が浮かび上がる。


「忘れないで。…………離れ離れになったら小指を立てる。そしたら……繋がるから」

「……うん」


 指きりの呪文は、約束と繋がりを示す魔法。二人は互いの信頼を乗せて、二人きりの戦いに臨む。この戦いが、思わぬ方向へと向かいつつある事を二人はまだ知らない。




   **********




 それぞれの思惑を知る事無く、目的の中心に座する吸血鬼は、グラスに満たした鮮血をくるくると泳がせた。


「ドラクル様……どうしました?窓の外ばかり眺めて……」

「血が騒ぐのだ。何故だかは知らんがな」

「運命の香りっ!……というやつですか?」

「アレは悪ふざけだ……しつこく引き摺るな」

「はい、分かりました。花束を用意しなくてはなりませんね」

「…………人をからかうものじゃないぞ?」

「人じゃないでしょうに、ドラクル様」


 使用人の無礼な言葉に、吸血鬼、ドラクルは怒りもせずに穏やかに笑った。使用人なりの気遣いを理解できない程、彼も『人でなし』ではない。

 窓の外を重苦しい表情で見つめていたドラクルの表情は何時しか柔らかくなっている。使用人の冗談を楽しみながら、心を落ち着けてドラクルは椅子に腰を降ろした。


「血は足りますか?」

「ああ、十分だ。いつも済まない」

「謝る事じゃないですよ。生きる為の行為を咎める事など出来ましょうか」

「生きる為ではない。自らの穴を埋める為だ……遠い昔にぽっかりと空いた穴、それを埋める為だけに、我が体は血を求めるのだ」

「心の栄養も体の栄養も、等しく生きる為ではないですか。我々は何一つ、ドラクル様を憎んでなどおりません」

「…………そこは冗談でからかって欲しかったのだがな」


 使用人はくすくすと意地悪な笑みを零す。ドラクルは、それさえもからかいなのだとようやく気付く。


「……化け物よりも、よっぽど怖いな」

「ええ。人間は、化け物よりももっと怖いんですよ」

「ああ……分かっている」


 使用人の言葉を噛みしめながら、グラスの血を一気に呷る。それはドラクルに対する慰めでもあり、自らの心に宿る闇を語る的確な言葉。


「もうすぐだ……もうすぐで……」

「焦らなくても大丈夫ですよ」

「いいや、本当にもうすぐだ……」


 ドラクルは金色の瞳を爛々と輝かせ、口元を歪ませる。醜い異形の化け物は、取り巻く無数の人間の視線には、この上なく優しく映る。

 

 


 他者の意図など知る筈も無く、無数の意志が絡み合う。

 誰が正義で、誰が悪か。

 それを決めるものは何か?




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