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超大国の秘密  作者: 東條
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プロローグ

注意 思想強めです 誤字脱字許して 実在の人物及び団体 国家には何にも関係ありません


田舎では春風はそよぎ、冬眠から起きた獣たちが元気に体を動かすときだろう。

しかしこの街は変わらない。いつもどおり車、電車が動き、人々を各々の職場や学校に連れていく。


やはり金持ちというのは忙しいものだ。必死に働き社会に働きかけて、ようやく手に入れたのが、国会議員や官僚、大企業の上層部である。


紹介しよう。ここは日上国首都天京。

おそらくこの手紙を見ている君らには知らない国だ。縁あってこのような手紙が届いたらしい。


世界に轟く大国家の一員として、日上国はこのような大都市を作り上げた。

今やここ天京は世界一の都市であることは、この世界じゃ常識だろう。


が、しかし。ここ天京は世界一テロが起きた都市でもある。

通算テロ被害者の数は17万人を越える。


この大都市を守るために、何人が民族の壁、思想の壁にぶつかっただろうか。

何人が命を散らしたのだろうか。

彼らの死に何があったのか。

意味はあったのか。


それは今は誰にもわからない。






この物語は、ある一人の青年の異動命令から始まるはずだが、ちょっとした前日譚を少し見てもらおう。

物語を楽しむ上で、少し役に立つだろう。


「なんで僕には父さんがいないの?」

「なんで母さんは毎日夜中に泣いてるの?」


幼い頃、親戚に会うたびにそんなことを聞き続けた。

どんなに質問してもはぐらかされた。そんななか育った僕は、受験に成功して天京の大学に行くことになった。


大学でも上手くやれた。警察官へ就職も果たした。


そんなとき、俺の通ってた大学の教授の殺人事件が起きた。

証人として最高裁判所に引っ張り出された。


教授を殺した犯人は、俺の友達だった。名は瀬奈友一。

有罪の場にも僕はいなかった。裁判中、アイツに会ったこともない。


取り敢えず僕は、天京市内の警察署勤めとなった。


それから二年は順風満帆。異例の警視庁勤務の話まで出た。

特に功績は残して無いが、人手不足らしい。


まあ純粋に喜べた。受験の時以来の気持ちだった。


母にその事を報告すると、母は言った。


「実はね、あなたのお父さんね、警視庁勤務だったの……。

私が真実を口にする資格はないわ。自分で調べなさい。お父さんのこと」


彼には父のことを調べるのは気乗りしないらしいんだが、物語のせいでやらざるをえなくなるらしい。








前日譚はこれくらいでいいでしょう。楽しみが減る。





え?私が誰だって?

それは少し楽しみにとっておいて下さい。


私はこの物語の先で必ずお待ちしております。

是非またお会いできる日まで。




ご観覧ありがとうございます 今後の励みになりますので今後ともよろしくお願いします

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