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プロローグ~その4

プロローグは、この話で終わりです。

 


 やっと心理的にも耐性が出来た俺は、その後はサーチ&キルを繰り返して、今日の最後を飾るラストはゴブリンだった。


 俺は周りを確認して、襲って来るゴブリンを見据えて放つ。


雷撃弾ライトニングバレット!」

「……Gya!」

「ヒット!」

「お見事!」

「……凄い!」

「やったな。 制御が難しい雷属性の魔法を放つなんてな!」

「毎日、鍛練したからな!」

「それでも凄いわよ! 7才で、雷属性魔法を放つなんてね!」

「……さて、人型の解体か」

「無理なら代わってやるからな」

「ああ、ダナス」

「無理しないでね」

「分かっているよ、アザミ」


 ……吐きました。


 でも、最後まで処理したぞ!


 翌日からも森の浅い所を徘徊して、次々にモンスターを討伐していった。

 3日目で解体は平気になり、技術的にもダナスやアザミの合格を貰える程になった。

 そして、森の浅い所なら楽に自衛出来る様になると、ダナスとアザミから薬草採取を教わる。


「そうよ。 根まで取らずに、茎の……そう、そこで切るの」

「ふう」

「上手よ、ジーク」

「ありがとう。 先生が良いからな」

「やーね。 褒めても何も無いわよ」


 こんな感じで、ダナスとアザミが護衛として居るが、俺をソロ冒険者扱いで指導を受けていた。


「さて、次は……雷撃弾ライトニングバレット

「良く気付いたな」

「……何となくな」


 そう言いながら、茂みから急襲しようとしたホーンラビットを雷撃弾ライトニングバレットで仕留めたから解体する。

 ぶっちゃけタネ明かしをすると、魔力探知を常時展開をしていて、魔力の反応が有ったから準備をしていた訳だ。

 方角と数ぐらいなら判るからな。


 俺は、親父から借りたマジックバッグに、解体したホーンラビットを仕舞う。

 因みに、このマジックバッグはメッチャ高額で、家族だからこそ借りれた様なもんだ。

 しかも、このマジックバッグは時間停滞(中)と容量(中)を誇る。

 地球なら、ランボルギーニが2台買えるぞ。


 この後、2時間ぐらい薬草採取をする。


「さて、目標に達したから帰ろうか」

「そうだな」

「そうね」


 領主館に到着すると、マジックバッグをダナスに渡すと、俺とアザミは練武場に向かう。

 因みに、マジックバッグをダナスに渡すのは、俺がまだ成人前のガキだからだ。

 例え、俺自身で手に入れても、成人前だから一度当主や保護者に渡され、その後に俺の手に入る訳だ。

 クズな当主や保護者だと、大幅な中抜きをされるが、俺の親父はそんな小さいを事をしないと信じているから心配していないし、実際に中抜きされた事が無い。


 俺とアザミは練武場に到着する。


「さあ、始めるわよ」

「ああ!」


 何を始めるかというと、魔法の鍛練だ!

 既に、第3位階魔法は無詠唱で放てる様になり、今は第4位階魔法を鍛練中だ。


「……炎槍フレイムランス

「……はぁ。 7才の子供が詠唱破棄で炎槍フレイムランスを放っているわ」

「自覚はしているよ」

「それなら……」

「でも、強くなる事を止める理由にはならないよ」

「そうなのよねぇ~」

「だから、自重しているだろ?」

「分かっているけど~」

「……氷槍アイスランス!」


 備長炭に火が付いているみたいになっていた「的」に、氷槍アイスランスを撃ち放つ。


 ……ブッシューーー!


「爆沈完了!」

「バクチン?」

「アザミ、気にしないで」

「……分かったわ」


 こうして、肩を温める感覚で、軽く第4位階魔法を放つと、いよいよ魔法の鍛練を開始した。


「ほら! また制御が甘くなっている!」

「はい!」

「制御だけを意識していたら、動きが単調になっている!」

「はい!」

「また、的の中心から外れている!」

「はい!」

「そこ! 魔力の練り込みが緩いわよ!」

「はい!」


 楽しくも厳しい魔法の鍛練が2時間続いた。


「……ハァハァ」

「お疲れ様、ジーク」

「ハァハァ……ありがとう、アザミ」


 ゴッゴッゴッゴッゴッ!


「……ぷはー!」

「凄い飲みっぷりね」

「喉が渇いていたからな」

「ねえ、ジーク」

「何、アザミ」

「こんな厳しい魔法の鍛練をまだ続けるの?」

「勿論だ。 これぐらい厳しくないと、俺の理想とする魔法使いになれないからな」

「ジークの理想?」

「ああ」

「どんな理想?」

「フレイムイーグル並みの高速機動しながら、空中で第6位階以上の魔法を放つ」

「……はぁー!?」

「アザミ?」

「余りにも高過ぎる理想ね」

「理想は高ければ高い程、良いからな」

「確かにそうだけどね」

「絶対に到達してみせる!」

「ジークなら、叶うかもね。 ほら、休憩は終わり」

「ああ」

「次は瞑想よ」

「分かった」


 こうして、俺の魔法の鍛練は続く。


 ……3年後、俺達は王都に向かっている。


「シルヴィア。 王都までは、残りどれくらい?」

「はい、ジークハルト様。 後、4時間程で到着する予定です」

「分かった」


 あれから3年経つが、俺は商業や内政に色々と口を出した。

 親父にプレゼンして、都市に3ヵ所の有料の公共浴場を建てたり、小さい魔石を複数使った水洗トイレを普及させたり、ハーブ等を使ったデトックスダイエットを流行らせた。

 他にも美容液や石鹸に、シャンプーやリンスに、ハンドクリームを開発したりして色々とやった。

 スケープゴート込みで、実績は親父や正妻のアルセリアさんに背負って貰った。

 それに、最初の公式モデルを、この3年の間に嫁いだアーシェス姉さんにした事で、凄い速さで広まり、王国は勿論、隣国まで広がり、我が辺境伯領の財政はかなり潤った。


 それで何故、王都に向かっているかというと、この王国に属する貴族の子息令嬢は10歳になる年に王都に行き、王家主催のパーティーに出席するのが貴族の義務だからだ。


「誰か、救けてー!」




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。


フレイムイーグルの空中での高速機動は、ランクを超えて、全モンスターの中で最高だと認識されています。

なお、戦闘力は別の話です。

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