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……これは、古代文字かしら?

さあ、どうなる?

 


 ジークside


 大銀貨のお陰か、耳寄りな情報を仕入れた俺達は、教えてくれたダンジョンに向かった。


 ……必要な物資は既に俺の「倉庫」に入っているから、買い出しは必要なかったりする。


「それじゃあ、行こうか」

「ウォン!」


 馬車を「倉庫」に仕舞った俺達は、ベルと一緒にダンジョンに侵入した。


 因みに、テンプレであるダンジョン前での勧誘とかのアレコレは、時間が半端の為に居なかったりする。


「……これがダンジョンかぁ」

「魔道具とかを使ってないのに、明るいね」

「そうだな」

「壁や天井とかに生えている、ダンジョン特有の光ゴケのお陰だからだよ」

「そうなのか?」

「そうだよ。 しかも、採取したら光を失って無価値になるから、採取したらダメだよ」

「分かったよ、サラ」

「しかし、詳しいわね」

「エルフの王都の近くにも、ダンジョンが有るから詳しいよ」

「いつか、行ってみたいな」

「ジーク、何時でも歓迎するよ」

「そうか。 機会が有れば頼む」

「任せてよ」


 さて、ダンジョン攻略に必要な知識は、異世界系ラノベのダンジョンと大差が無い為に、比較的に順調に進んだ。


「魔石が大分集まったわね」

「そうだな」

「ジーク様。 これまでダンジョンモンスターから集めた魔石を、どうされますか?」

「ランフィリアの発展に使う予定だ」

「畏まりました」

「しかし……」

「どうしたの、ジーク」

「いや、何でもない」

「……?」


 リアルな異世界のダンジョンなら、何処かラノベとの違いが有るかと思ったら、本当に大差が無く、第1階層はスライムで、第2階層はレアでゴブリン1匹……といった具合だ。


 それで、第10階層の最後は階層ボスが待ち構えていたが、ファイターゴブリン、ハンターゴブリン、ソーサラーゴブリン、クレリックゴブリンとゴブリン8匹だった。


「何階層有るか分からないが、相当深く潜らないと稼ぎになりそうにないな」

「そうだね」


 一応、視認したダンジョンモンスター……略称でダンモンと呼ぼう……は狩っていき、殿しんがりのサラとリンが魔石を回収していって、侵攻速度を重視した。


「……やっと到着したな」

「この階層が、通常よりも高額買取をする物品が出易い宝箱が多い階層ですね」

「ああ、そうだな」


 ……確かに、宝箱が多いと思うし良い物品が出るが、睡眠や麻痺に毒を切り付けた相手に与える付与をされた武器が多い。


「……悪用されそうだね」

「そうだな」

「「「……」」」

「付与されていない高額な武具は売ろう」

「「「「賛成!」」」」

「それと、稼ぎは魔石を重視する」

「「「「了解!」」」」

「ウォン!」


 宝箱は発見したら調べた後で開けるが、俺達からは探しに行かずに、侵攻を優先した。

 それと、ダンジョン攻略をしている冒険者達が居たが、侵攻を優先する為に最低限の接触に留めた。


「……BuMoOーーー!」

「良し! ミノタウロス撃破だ!」

「ウォーーーン!」


 第30階層で、やっと高額買取をするだろうと思えるダンモンが出始めた。

 それと、ダンモンは討伐すると魔石が出現して肉体は消える。

 そして、ゲームみたいにドロップ率が存在するみたいで、魔石以外に持っていた武器や身体の一部が残ったりする。

 それとレアドロップで、討伐したダンモンとは無関係な武具や宝石等が出たりする。

 例えば、ダンモンが使っていた武器が「大斧」なのに、ドロップした武器が「大剣」だったりする。


「次の階層に向かうぞ」

「ええ」

「おー」

「であります!」

「はい、ジーク様」


 隅々まで行き、ダンモンを狩り尽くすと、次の階層に向かう事を繰り返して第50階層の階層ボスを撃破した。

 因みに、第50階層の階層ボスは「アークキメラ」1匹に、「デュラハン」8匹だった。


「勝った!」

「やったわ!」

「疲れたよ!」

「勝ったであります!」

「ジーク様、見事な勝利です!」

「ウォン!」


 俺達は勝利の余韻に浸っていると、宝箱が2つ出現した。

 その中の1つは、隣の宝箱や過去の宝箱よりも倍近く大きかった。


 期待に胸を膨らませながら大宝箱を開けると、白銀魔蜘蛛プラチナスパイダーの魔糸と黒鱗竜ブラックドラゴンの素材一式が、人数分入っていた。


 次に通常の大きさの宝箱を開ける。


 ……手紙と何らかのカードだ。


 俺は手紙を読む。


「……マジか!?」

「ジーク、どうしたの?」


 俺は宝箱に入っていた手紙をクリス達に渡す。


「……これは、古代文字かしら?」

「エルフである私にも分からないわ」

「分からないであります」

「ジーク様、申し訳ありません。 私もです」


 ……そりゃあ、そうだよな。


 手紙には、日本語で書かれていたからだ。

 内容は、こうだ!


【転移か転生した日本人へ

 このダンジョンは、まだ60階層しかありません。

 これ以上の侵攻は、ご遠慮して頂きたいと思います。

 勿論、この願いを聞いてくださるなら優遇します。

 優遇の内容は、第1階層から第30階層への無制限の往復の転移権で、同梱したカードに魔力を流すと使用可能です。

 尚、攻撃の際に魔法攻撃を多用されますと、宝箱の中身が良くなります。

 ……ダンジョンマスターより】


 そりゃあ、俺みたいな転生が有れば、ダンジョンマスターへの転生や転移が有るよな!

 そして、こんな手紙を寄越すという事は、ダンジョンマスターの立場や能力が奪える証拠だ。





厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。

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